横田めぐみさん、&、桜を見る会、など。20191115。 2019/11/15
今日、11月15日は、「七五三」です。
男の子は「五歳」、女の子は「三歳と七歳」、お祝いをします。
親子や祖父・祖母が、全国の神社、お寺にお参りしていることでしょう。

日々の暮らしの中で、子ども、孫の存在は「何にも勝る」喜びであります。
生まれた時から今までの写真を見ながら、
「よくぞ、我が家に生まれてくれました」「ありがとう。これからも、一緒だね」
感激の涙が、止まりません。

そして、今日、11月15日は、13歳だった横田めぐみさんが、北朝鮮に拉致されてから
42年目の「日」です。「離れ離れ」が42年です。
この42年間、両親や周りのじいちゃん、ばあちゃんの「思い」は、いかばかりであったでしょう。
悲しみの涙が、止まりません。


【人は、誰のもとに、何のために、生まれてくるのでしょうか】

【人の一生は、別離と、涙と、苦しみ、だけでしょうか】


毎年、多くの招待者が「集まり、歓談」を繰り広げてきた首相主催の「桜を見る会」。
「開催費用」の出所、「参加者」の人選方法、会費「高・低」。
虚脱感のため息が、止まりません。


≪拉致と別離、選抜と歓談、災害と避難≫ 

これが、今の日本国であります。
第3回(令和元年9月)定例議会 一般質問 意見と要望、提案。20190918。 2019/09/22
【意見★要望】クリーンセンター 制御操作について
 先日、9月4日の全員協議会での報告では、
「現在の運転は、燃焼ガス温度を保つための助燃材である灯油を多く使用している。灯油使用量の増加分は、三機工業株式会社が負担する。
 三機工業株式会社の負担により、設備改善の方法の提案を受けており、必要となる手続きについて、徳島県と協議している。
 ごみピットの貯留(ちょりゅう)容量を超えることが想定された場合は、三機工業株式会社の負担により、場外へ搬出することを検討している。
 改善の内容が妥当なのか、適正な実施なのか、三機工業株式会社の負担により、第三者機関へ委託し、検証することを検討していく。」
 と報告されました。
 もし、提案されているように設備が改善できるなら、元から「不正な制御機能を導入すること」など、必要なかったであろう、と考えてしまいます。

「担当者の独断で、制御機能を入れた、その担当者が、今は、転職していて、原因究明に時間がかかる」
とのことでありますが、退職しても、転職しても、当時の仕事への責任追及は、あります。
 ましてや、当時の担当者だけに責任を押し付けることは、会社として、社会的信用をなくしてしまいます。
 三機工業株式会社への、年間の業務委託料は、操業当時、平成20年度の決算では、1億445万円であります。平成29年度の決算では、1億2200万円であります。今年度の委託料は、1億3234万円であります。
 1年間に、1億円以上の「業務委託料」を払いながら、その業務に「不正」があったのが、今回の事件であります。
 たとえ、今後、三機工業株式会社の負担により、設備を改善したり、場外へゴミを搬出したりするとはいえ、今までの「不正な業務」に対する謝罪にはなりません。
 当然のことながら、鳴門市は、三機工業株式会社に対して、今までの業務委託料の返還請求をおこなうべきであります。
 また、業務を委託した鳴門市の担当者の管理監督の責任は、どのようになっているのでしょうか。
 これが、委託料を支払う、業務委託の「落とし穴」「怖さ」であります。
 そして、この不正とは別に、三機工業株式会社の従業員の方が作業している現場環境に、問題は無いのでしょうか。劣悪な環境ではないのでしょうか。厳正なチェックが必要である、そのようように感じられます。

 そしてまた、以前にも提案しましたが、そろそろ、今ころから、次の、新たなクリーンセンター建設計画、新たな建設用地の選定作業にかかるべきである、と考えます。
 視点として、他の市町村と連携した一部事務組合などの広域処理などが有効である、と考えますが、先日、徳島新聞に掲載されました、徳島県内初の「阿波市、上板町、板野町」が採用しようとしている「可燃ゴミを燃やさないで、微生物の力で発酵・乾燥させて、固形燃料の原料にリサイクルする、『燃料化方式』」というゴミ処理方法の方向性こそが、これからのゴミ行政である、と考えます。
 現在、正に、新庁舎への立替えを計画している鳴門市は、新庁舎のすぐ横に、『燃料化方式』という、鳴門市の新しいゴミ処理理念に基づいた施設を、近い将来に併設する方向で、計画を立てるように、ここで、意見・要望として、提案します。
 ゴミを出し続ける社会から、ゴミを減量する、そしてまた、ゴミをすべて「再資源化」にする社会への方向転換こそが、これからの鳴門市のゴミ行政であり、そして、資源循環型地域の構築こそが、これからの鳴門市の最大の行政活動の目的であります。
 意見としておきます。

【意見★要望】 搬入路、敷地の境界線、市道明神日出線
 クリーンセンターへの搬入路●につきましては、災害時の対応の上でも、必要性は認識しているが、予算がありません、とのことであります。
 当初に言われた、当分の間、工事に着工するまでの当分の間が、はや11年となりました。今後において、当分の間が、5年になるやら10年になるやら、完成の時期が全く不確定な改良整備工事として、再認識しておきます。

 次に、クリーンセンターの敷地の境界線●につきましては、隣接地の権利関係の複雑さ等から、作業が進まず、現在に至っているが、今年に入り、境界確定作業を再開し、地権者に接触したところ、難色を示す方もいらっしゃる反面、同意に傾きつつある方もあり、引き続き、同意をいただけるよう働きかけてまいります、とのことであり、今年に入り、境界確定作業を再開し、少しは進展したかのようですが、市長をはじめ、担当者に、境界確定しようとする、強い気持ちがあるのかどうか、であります。

 次に、市道明神日出線●についてでありますが、1区から3区の580メートルは平成20年3月に完成して、残りの区間は、関係する地権者の同意が得られないので、測量などが行えないから、出来ません、とのご答弁でありました。

 毎回、同じことを申し上げます。
 地権者の方の同意を求めて、どのような交渉、話し合いがもたれてきたのでしょうか。あれから、何年も過ぎてきています。その間に、市役所の誰が、真剣になって、どのようにして交渉してきたのでしょうか。市長ですか、公共施設管理監督の責任者ですか。担当の部長や課長ですか。
 この道路は、堂浦の海岸線の道路が災害などで通行不能となった場合に、それを想定して通行に便利な別ルートの広い道路が必要である、その必要性から始められた工事であります。
 本来の事業目的は、災害対策の最重要事業たるものでありませんか。
 事件や事故が起こった時に、もし、この道路が完成していたら、このような事故も、あのような災害も起きていなかったのに、とならないように祈るばかりであります。
 そうならないように、当初の計画通りに、早急に完全な形で残り区間を開通させることが行政の責任であると思います。
 いつまで、このようなご答弁を繰り返すのでしょうか。

【意★見】街路樹の維持管理について
 平成3年のことです。鳴門市の主要道路に街路樹を植えていこう、そして、平成5年の東四国国体の時には、美しい町並みにして、多くの方をお迎えしよう、という提案から、今の街路樹が植えられていきました。
 枯れ葉は、街路樹の前の家の方が掃除すると、それがボランティア精神の育成にもなります。自分たちの町を美しい町並みにしましょう、ということでありました。
 その後、台風で倒れても、新しい樹が補充されることも無く、現在のように、その枝葉の剪定作業が遅れたり、枯葉を清掃しなかったりすると、歩道や道路は、通行に危険な状態となり、見苦しい景色となります。
 当初、平成3年、街路樹を植えることが提案された時に、鳴門市は、このように言いました。
 『清掃については、鳴門市が責任を持って、管理します』
 責任を持って、計画的に、維持管理していただけますように、意見とします。

【意見★要望】ため池について
 『「ため池マップ」のほか、決壊した場合に、下流の家屋等への影響範囲を明示した「浸水想定区域図」を作成してまいりたいと考えております。さらに次年度以降は、「ため池マップ」及び「浸水想定区域図」により、周辺住民の方々に広く周知啓発を行うとともに、ハザードマップの作成等についても検討を行ってまいりたいと考えております。』
 とのご答弁ですが、マップの作成が、ため池の決壊を防止する対策なのでしょうか。
 ため池の決壊を防止する対策を、十分にご検討いただきたい。

【意見★要望】船舶について
 河川に係留されている、どのような船舶であれ、台風などの高潮や満潮時に、堤防を越えてくるなどの被害への対策を取っていただきたい。
 対策としては、例えば、1つには、堤防を越えないように、堤防の高さを上げる対策工事を行うのか、係留されている船舶を別の安全な場所の誘導するのか、ということであります。
 ご答弁では、
 【自主移動を促してまいりたいと考えております】とのことであります。自主的に移動していただきたい、と言っても、移動させる場所があるのでしょうか。
 前回に提案しました、その船を、例えば、鳴門市営の「船舶ハーバー」に安全に停泊できるならば、どうでしょうか。
 鳴門市の直営する「釣り船ハーバー」を作り、多くの釣りファンがどっと集まる鳴門市、このような観光施策を提案します。
 次の機会に答弁をいただきます。
 以上、意見とします。

【意★見】 休止・廃止施設の維持・管理について
 使用しなくなった建物を、長い期間、無造作に放置しすぎています。計画性が見えてきません。公共の施設です。私たち鳴門市民全体の施設です。もっともっと、維持管理について、適切な対応を求めます。

【意★見】地域の集会所の維持管理について
 集会所は、地域の住民にとって大切な地域コミュニティの拠点であります。
 集会所のあり方、建替えや修繕、そして維持管理費への対応について、鳴門市の担当の方から、もっと積極的に対応すべきであります。地元からの要望があれば、対応します、というような姿勢でありませんか。
 地域の多くの方が集まってくる所です。AEDの設置など、早急に対応していただきたい。
 高齢者の方の利用のため、パイプいすや足の長い机の設置、玄関の段差をなくすバリアフリー化、トイレの洋式化など、要望はたくさんあります。
  公共施設の維持管理の計画を立てている責任担当者は誰でしょうか。もっと、もっと適切に予算を使った対応をすべきであります。
 地域の集会所の維持管理について、鳴門市の対応方法について、改善と検討の余地が多いにあります。
 「個別施設計画」において、地域の方に、意見・要望を聞いて、策定していただきたい。
 以上、意見としておきます。 
第3回(令和元年9月)定例議会 一般質問と答弁 ➂。20190918。 2019/09/22
【質●問】 次に、公共施設の維持・管理について
  休止・廃止施設について
    休止・廃止施設の今後の維持管理について
  集会所の現状と対応について
    維持管理と地域コミュニティについて
             
【質●問】 鳴門市の公共施設として、現在使用されている施設の他に、休校や廃校になった学校施設、また、旧老人ホームや林崎児童館などの多くの休止・廃止施設があります。
 また、今後において、この度、提案されています大麻学校給食センターなどのように、休止・廃止が予定されている公共施設の維持・管理について、質問します。
 施設の中には、雑然と放置されたかのような施設もあり、庭に雑草が茂り、ご近所の迷惑にもなっています。将来展望のないままに、新しい施設を次から次へと、作っていくかのように受け止められています。
 休止・廃止施設の維持管理について、その方針について、再利用・再活用について、どのようにしていくのでしょうか。質問します。
 ご答弁により、再問します。

【質●問】地域の集会所について
 鳴門市の集会所の維持管理について、維持管理費用について、これまでに再三、質問したり、提案してきたりしました。
 それは、この集会所が存在すること、そして、地域の人々が積極的に利用すること、これこそが大切であり、集会所こそが、今、急激に衰退しつつある「地域コミュニティ」が存続していくための重要な地域施設である、と実感するからであります。
 鳴門市の集会所の施設管理は、すべて地域住民による自主管理に委ねられています。
 地域の諸団体が寄り合い・会合に使ったり、いきいき100歳体操を開催したり、また、選挙での投票所になったり、まさしく、地域住民にとって、公民館以上に、自分たちにとって身近な、地域自治の拠点、ともいうべき施設であります。
 そして、維持管理、すなわち、電気代、水道代、クーラー・エアコン設備代、また、浄化槽の点検代、維持費など、そしてまた、畳などの張替え、天井からの水漏れ、シロアリ対策、など維持管理に必要な費用を、それぞれの地域、地元町内会などで、負担しています。
 その後、地元町内会などが負担している集会所の維持・管理費用について、どのような形で負担しているのかについて、調査したのでしょうか。調査したのであれば、その結果内容をご報告ください。
 そして、地域コミュニティの拠点としての集会所の、今後の方針について、質問します。
 ご答弁により、再問します。

【答★弁】
 「鳴門市公共施設等総合管理計画」においては、施設の集約や廃止によって不要となった公共施設については、耐震性能を有する施設や、耐用年数の上限に至っていない施設を中心に、他用途への転用による施設の利活用を検討することとしていますが、それ以外の施設については除却を行うなど、周辺環境への影響などに配慮した適切な対応を図ることを基本的な方針としています。
 主な休止・廃止施設のうち、旧老人ホームの建物につきましては、耐震性能を有していないことから、現在は普通財産として管理しており、今後、跡地の用途が決まった段階で、建物の除却を行う予定としております。
 また林崎児童館につきましては、林崎児童クラブとして使用してきましたが、小学校内への新施設の建設・移転を行い、当該児童館は平成30年4月より未使用となっております。
 同施設は老朽化が進んでいることや耐震性が十分ではないことから、今後は活用せず建物の除却を行う予定としております。
 来年度から鳴門市学校給食センターとの統合が計画されております、大麻学校給食センターにつきましては、耐震性を有し耐用年数に至っていないことから、その活用策について今後、充分検討してまいりたいと考えております。
 なお、用途を廃止した施設であっても、民間事業者等による活用が図られている施設や、地域住民に活用されている施設もありますことから、利活用や撤去等の方針が決まるまでの維持管理につきましては、適切に対応してまいりたいと考えております。

【答★弁】集会所の維持管理と維持管理費用について、
 現在、集会所は複合施設となっている施設を含め、市内に94箇所あり、それぞれの地域において、地域コミュニティーの中核をなす施設として、重要な役割を果たしております。
 集会所は地元に管理していただいており、浄化槽の管理・電気水道料・備品購入費・小修繕など、日常の維持管理は地元負担でお願いしております。
 平成30年度に各集会所の収支状況・使用状況を把握するために行った調査では、90箇所から回答があり、そのうち収入額の記載があった、施設における主な収入財源としているものは、町内会や各戸からの負担金収入が大半を占め、その他、資源ごみ等の売却収入もあり、これを財源に、維持管理費を負担いただいているものと考えております。
 また今回の調査で、地元からは、
   施設の老朽化に関すること
   トイレの洋式化に関することなどの、
 ご意見や、ご要望をいただいております。
 このため、軒天・給水管・屋根等の修繕、トイレ洋式化及びブロック塀改修を行うなど優先順位をつけ、対応したところでございます。

次に、集会所の今後の方針についてのご質問ですが、
 調査の結果、使用状況については、
  週に1回以上使用が、36箇所
  月に1回以上使用が、24箇所あり、
 中にはほとんど使用されていない施設もございました。

 集会所のあり方につきましては今後、施設の老朽度や使用状況に加え、類似施設との位置関係などを勘案しながら、「個別施設計画」策定において、施設の集約や複合化等も含め、検討して参りたいと考えております。
第3回(令和元年9月)定例議会 一般質問と答弁 ➁。20190918。 2019/09/22
【質●問】安全なまちづくりについて
  道路の安全管理について
     路面、街路樹、雑草について
  河川・ため池などの「水害」対策について
     増水対策について、係留している船舶について

【質●問】道路の安全管理について
 道路のデコボコ、特に鳴門市道の舗装の悪さは格別であります。主要な広い道路から、少し入った旧道、古い道、狭い道などは、何十年にわたって、補修されずに、デコボコです。その痛みかたは、目に余ります。
 特に、高齢者や子どもたちの通行の安全性から見ても、大いに問題であります。なぜ、補修・舗装されないのでしょうか。
 また、国道や県道、市道の雑草ですが、場所によって、すっきりと剪定されていたり、剪定されていなかったり、また、街路枡に雑草が茂っていたり、手入れされて花が植えられていたりします。
 具体的に申しますと、ポートレース場の駐車場の前の道路は、除草されていますが、場外発売所の前の道路は、いつも路肩に雑草が茂っています。道路として、隣り合わせなのに、なぜ、一方は、きれいに除草され、一方は、草ボウボウなのでしょうか。
 街路樹の剪定にしても、きれいな道路と、いつまでも剪定されずに、枝葉が道路まで、はみ出していて歩行者も自転車も、そして自動車や大型バスまでも、通行に危険な道路があります。
 具体的に申しますと、立岩の運動競技場の周辺道路などは、ほとんど手入れが行き届いていません。
 なぜでしょう。安全性からして、頻繁に剪定や除草が必要である、との国や県など、行政の認識なり、計画は、どのようになっているのでしょうか。
 自転車やオートバイなどが通行する時、伸びている雑草を避けようとして、車道側にふくらんできて、危うく自動車と接触しそうになる事があります。
 また、街路樹が茂っている道路で、自動車を運転していて、歩行者が確認しにくい所があります。子どもたちの通学路では、特に危険であります。
 また、街路樹の根が、周辺の歩道を盛り上げて、通行に危険なところが数多く見受けられます。
 以上、このように安全なまちづくり、とは言えない、日常の身の回りの危険について、現状の把握と、その対応策について、どのようにしているのでしょうか。質問します。
 ご答弁により、再問します。

【質●問】 次に、市内には、ため池が多数点在していますが、どのような防災対策、増水対策を考えているのでしょうか。
 また、災害時において、ため池が決壊し、地域の建物に浸水が発生する場合の対策として、周辺の住民に対する周知をどのように行っていくのでしょうか。

【質●問】
 次に、台風による高潮や満潮時に河川の氾濫、洪水などにより、河川に係留されている船舶が流される危険があります。また、堤防を越えて、民家に突入して来ないか、心配な時があります。
 河川に渓流されている船舶に対して、どのような危機管理をしているのでしょうか。また、河川の氾濫、洪水に対して、何らかの対策を講じようとしているのでしょうか。質問します。 
 ご答弁により、再問します。

【答★弁】
 道路の安全管理についてのご質問でございますが、市道に雑草等が茂り、道路の通行上、支障があると認められる箇所や、景観を損ねる箇所については、業務委託や職員による除草等を行っております。
 電線、交差点の信号機や標識に対する街路樹の隣接や街路枡の雑草の成長で、道路の利用者に御不便をおかけしていますが、鳴門市内にある都市計画道路の街路樹は、樹木の生長を考慮しつつ、おおむね2年に一度の割合で剪定し、また、街路枡の雑草については、各自治振興会等のボランティア、業務委託及び職員による除草等を行っています。
 また、市道については、職員による道路パトロールや、市民の皆様からの連絡、さらには、本年4月から開始しました、郵便局との連携を含めた「道レポ」の活用による情報提供も、29件いただいたこともあり、従来よりも、正確な道路の状況把握が可能となっております。
 損傷箇所のうち、局所的で小規模な損傷の場合は、職員により、常温アスファルト合材で埋め戻すなどの緊急的な対応を行っているところです。
 本年度からは、側溝清掃等の業務の見直しにより、道路維持担当職員の人員を増員し、早急かつ適切に対応できるよう、体制の充実を図っています。
 また、本年度より、「1級市道」や「防災計画における重要な路線」など、主要な路線については、路面性状調査を実施し、修繕の優先度やその内容を定める「舗装修繕計画」を2ヵ年で策定し、計画的に維持補修に取り組んでいきたいと考えております。

【答★弁】 ため池の現状ですが、平成30年度において西日本で発生した豪雨災害により、ため池が決壊し、多くの被害をもたらしたことを受けて、同年度に国は、防災上重要なため池である「防災重点ため池」の選定基準を見直し、より具体化した上で公表を行うこととし、該当するため池にかかる取組を進めていく方針が示されております。
 本市のため池管理台帳には、168カ所のため池があり、県との協議を交えながら、当該選定基準を基に再選定を行った結果、81カ所の防災重点ため池が、再選定されております。
 次に、ため池の防災情報の周知についてですが、再選定された、防災重点ため池のうち、21カ所のため池においては、平成27年度から28年度にかけて、ハザードマップを作成し、浸水想定区域の地区や、それに近接する地区を含んだ区域内の全戸に配布をするとともに、市公式ウェブサイト等に掲載をしております。
 また、残りの60カ所のため池については、今年度、国の補助金を活用し、
   ため池名
   所在地
   貯水量
   緊急時の連絡先
 を記載した「ため池マップ」のほか、決壊した場合に、下流の家屋等への影響範囲を明示した「浸水想定区域図」を作成してまいりたいと考えております。
 さらに次年度以降は、「ため池マップ」及び「浸水想定区域図」により、周辺住民の方々に広く周知啓発を行うとともに、ハザードマップの作成等についても検討を行ってまいりたいと考えております。

【答★弁】
 河川区域内のプレジャーボート等の不法係留船は、水の流れを阻害するなどの治水上の支障のほか、津波や高潮の際には、船舶そのものが、流出し、被害を引き起こすおそれがあるなど、その対策は、重要であると認識しております。
 本市では、これまで、沈没船の撤去とともに、船舶の移動を促す、警告看板を設置するなどの対策を、講じてきましたが、現在においても、不法係留船の状況には、大きな変化が見られておりません。
 このため、個々の不法係留船ごとに、対策を講じるため、本年5月から、「船舶係留実態調査」を実施しており、これまで、辷岩地区42隻、高島・三ツ石地区131隻の計173隻について、船舶の登録情報を国土交通省等に照会し、現在、辷岩地区の38隻について回答をいただいているところです。
 今後は、登録情報を基に、所有者等に対し、個別の指導を行うことで、まずは、自主的な船舶等の移動を促して、まいりたいと考えております。また、「船舶係留実態調査」により、確認できた沈没船については、年度内を目処に、廃棄処分する予定としております。
第3回(令和元年9月)定例議会 一般質問と答弁 ➀。20190918。 2019/09/22
【質●問】 クリーンセンターについて
 運転管理について
    施工業者の制御機能の導入について
 施設の補完事業について
    クリーンセンターへの搬入路について
    クリーンセンターの敷地の境界線について
 周辺の市道について
    市道明神日出線の残りの区間の改良整備工事について、             

 鳴門市のクリーンセンターは、2008年、平成20年3月に竣工して、4月から供用開始しました。それから、約11年と半年が経過しています。
 操業開始の年、平成20年度の決算では、年間の塵芥(じんかい)処理費用の項目で申し上げますと、ゴミ処理の費用は、1年間でおおよそ3億3千万円、1日当たり、約90万円、かかっていました。今年、令和元年度は、1年間で、おおよそ5億4千万円、1日当たり、約148万円の予算であります。
 クリーンセンターの操業、運転について、先日、想像もしなかった、不正が発覚したのであります。操業開始当時から、排ガスに含まれる有害物質の濃度を算出した測定数値の表示が、国の定めている基準値を上回らないように、機器を不正にコントロールしていた、というのであります。
 鳴門市がクリーンセンターの運転維持管理業務を委託している三機工業株式会社の当時の責任者が、鳴門市と協議することなく、システム会社に指示して、不正に設定していた、というのであります。
 先日、6月17日と9月4日に、市議会の全員協議会において、鳴門市の担当者から説明がありましたが、ここで再度、この不正操作、制御機能の導入に至る経緯と現状について、質問します。
 ご答弁により、再問します。

【質●問】 次に、搬入路について質問します。
 クリーンセンターへの搬入路について、平成15年9月、第3回定例会から、今までに、何度も質問してまいりました。
 なぜなのか、それは、当初に予定されていた工事が完成していないからであります。

 当初からの経緯をもう一度、振り返ってみます。
 平成15年9月の第3回定例会において、当時の亀井市長は、所信表明の中で、
 『搬入路につきましては、北灘町櫛木の国道からの進入ルートを予定しておりましたが、相当の期間を要することが予想され、平成18年度の操業開始までに完成が見込めないことから、当分の間、工事用進入道路を拡幅し、搬入路として使用したいと考えています。』
 このように申されました。

 そのとき、次のように質問しました。
 『亀井市長は、平成11年5月、改めて、ごみ処理施設の建設候補地15カ所を比較検討して、平成11年11月には、大麻町板東中谷と瀬戸町浦代との比較検討を財団法人とくしま地域政策研究所に委託しました。その比較検討結果をもとに、平成12年2月28日、鳴門市・藍住町環境施設組合議会の平成12年第1回定例会において、建設予定地を瀬戸町浦代地区にすると決断した、と報告して、この時点で瀬戸町浦代が、再度、改めて、建設予定地として決まったのであります。
 瀬戸町浦代と板東中谷との比較検討の中で、新ごみ処理施設へのアクセス道路の建設費という項目がありました。
 1つは、国道11号線、櫛木からの搬入道路980メートル、もう1つは、県道亀浦港櫛木線からの進入道路480メートルであります。
 瀬戸町浦代地区の、この2本の道路の工事費が約8億2,000万円、一方、大麻町中谷地区の道路工事費が約20億5,000万円であると評価され、この工事費の点からも瀬戸町浦代が候補地として優位であると提示されて、瀬戸町浦代が、再度、建設予定地として決定した、そういう経緯なのであります。』

 建設予定地を「決定」した道路、進入路・搬入路であります。
 『それでは、当分の間とは、どれほどの期間なのでしょうか』との質問に『当分の間とは、工事が完成するまでです』とのご答弁でありました。いつまで、当分の間を続けるのでしょうか。
 ここで質問ですが、今も継続されている、櫛木からの搬入道路980メートルの計画の現状と今後について、どのようになっているのか、質問します。
 ご答弁により、再問します。

【質●問】 次に、クリーンセンターの敷地の境界線について、であります。
 この件につきましても、平成15年9月の第3回定例会から、何回も質問し、意見を申し上げてきました。
 これも、当初からの経緯をもう一度、振り返ってみます。
 鳴門市は、平成10年5月から6月にかけて、国への補助申請に急を要するということで、鳴門市土地開発公社が、三井建設から登記簿上の面積で購入しました。その当時から、境界が確定していない土地がありましたという見解です。
 それが、いまだに半分近くの境界が確定していない不自然な状態で放置しておいては、鳴門市の市有財産としての保全上、将来的に、ますます問題が広がります。周辺の地権者の方々に、早急に歩み寄って境界が確定できるよう努力していただきたい、このような意見を申し上げてきました。
 その後、地図の混乱地であることや隣接地の権利関係の複雑さ等から境界画定の作業が進まず、今になっても、残りの未確定の境界線が全く確定しておりません、とのご答弁でありました。
 残っている約50%弱の境界確定について、このまま放置しておいてよいのでしょうか。
 現在の問題点と今後の方針について、質問します。
 ご答弁により再問します。

【質●問】 次に、市道明神日出線の整備について質問します。
 この件も、平成19年2月の第1回定例会において質問し、その後も何度も取り上げてきました。
 ご答弁では、『市道明神日出線は、クリーンセンターの進入路、搬入路ではありません。市道明神日出線の拡幅というのは、堂浦の海岸線の道路が災害などで通行不能になった場合を想定すれば、別の道路が必要であります。それも通行に便利で広い道路が必要でありますという、ご答弁であり、市道の幅を広げて整備する事業であります。』
 との説明でございました。
 しかしながら、今の今、現在の状況は、結果的には、明神の大元神社あたりから、クリーンセンターに当分の間、使用されている進入路、搬入路へ直結する区間だけが整備されています。
 現在の進捗状況と今後の対応、方針について、質問します。
 以上、ご答弁により再問いたします。


【答★弁】「施工業者の制御機能の導入」について
 一酸化炭素等の測定値の制御機能について、三機工業株式会社へ事実確認を行ったところ、維持管理計画値である4時間平均値の30ppm以下を常時満足させることに懸念を抱き、市と協議することなく、独自に機能を製作させて、導入したものであります。
 その後、市と協議することなく、平成27年10月17日に制御値を29ppmから「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則」の基準値内の99ppmへと変更いたしました。
 次に、「現在の状況」について、
 この度の案件発覚後、一酸化炭素の低減については、ごみの投入量を減らし、より完全燃焼を促すための空気量を多くしておりますが、燃焼ガス温度は低下することとなり、温度を保つための助燃剤である灯油を多く使用しておりました。
 現在は、給じん装置に工夫を加えたことにより、灯油使用量については減少しており、維持管理計画値である4時間平均30ppmを超えることは減少しています。
 なお、通常より多く使用している、灯油使用量の増加分については、適正な性能が発揮できるまでの間、三機工業株式会社が負担していきます。
 三機工業株式会社に対し、市民の方々とお約束した維持管理計画値を早期に安定して満たすよう指示したところ、
  一酸化炭素濃度を抑制するための改善策を実施する
  今年度内に完了する
  費用を負担する、との回答を受けております。

【答★弁】「搬入路の現状と今後」について、
 災害時の対応を行う上でも、搬入路の必要性は十分認識しております。
 しかしながら、当初、計画していた搬入路については、相当な事業費を要するなどの課題があり、現時点では、具体的な方法を見出せておりません。
 代替ルートの確保については、危機管理上、必要であることから、今後も引き続き、検討してまいりたいと考えております。

 次に、「クリーンセンターの敷地の境界確定の現状と今後」について
 クリーンセンターの用地は、周辺の環境保全や緩衝帯の確保などを考慮し、約56ヘクタールを取得いたしております。
 この用地の境界につきましては、施設建設と並行しながら確定作業を進め、用地の周囲7.08キロメートルの内、約3.6キロメートルの境界確定を終えております。
 残りの約3.5キロメートルの部分につきましては、隣接地の権利関係の複雑さ等から作業が進まず、結果的に未確定の状態となり、現在に至っております。
 しかしながら、財産保全の観点からは、全ての境界を確定することが必要であることから、今年に入り、境界確定作業を再開し、地権者に接触したところ、難色を示す方もいらっしゃる反面、同意に傾きつつある方もあり、引き続き、同意をいただけるよう働きかけてまいります。

【答★弁】 明神日出線について、経緯、現況、課題について
 明神日出線整備事業は、県道瀬戸港線と県道亀浦港櫛木線を結ぶ延長1,140メートルが整備対象で、事業を5区間に分けての計画です。
 1期事業区間から3期事業区間の延長580メートルにつきましては、平成20年度末から、供用を開始しております。
 残りの4期、5期事業区間の延長560メートルにつきましても、生活道路であり、防災上の観点からも重要な道路でありますが、関係する地権者の同意が得られないことから、測量等を行えない状況となっております。
 残区間につきましては、通行に支障が生じないよう道路施設の維持管理に努めており、今年度は、既設照明をLED照明に更新することにより、安全性の向上を図ります。
 今後につきましても、交通の安全性の確保など適正な維持管理に努めるとともに、残区間の整備に取り組みたいと考えております。

【再●問】 クリーンセンターについて
 市と協議することなく、独自に、不正な機能操作をしていた、とのことであります。
 三機工業株式会社は、すでに、試運転の時から、「完成度の低い、不良の機器」であると認識して、このままの状態では、鳴門市に引渡しができないと判断して、不正な制御機能を導入したのではないでしょうか。
 それでは、これから、どうするのでしょう。今後の対応について、質問します。
 ご答弁により、再問します。

【答★弁】
 よりごみの均質化を図り、一酸化炭素の発生を抑えるため、現在、再利用ができずに焼却しているプラスチック製容器包装の一部については、設備の改善が完了するまでの間、場外へ搬出することを検討しております。
 また、緊急の修繕等により、ごみピットの貯留容量を超えることが想定された場合の対応としては、ごみ収集を継続し市民生活に影響が出ないよう、場外へ搬出することも検討しており、これらの搬出に要する費用についても三機工業株式会社が負担するとの申し出を受けております。

 一酸化炭素濃度を抑制する改善策につきましては、ガス化炉内での一時的な大量発生を抑えてガス化を安定させる方法として、
  ごみ破砕方法の改善 
  給じん装置の改善
  ガス化炉砂層温度制御の改善
 また、燃焼室内で完全燃焼を促す方法として、燃焼空気制御の改善といった、設備の追加や改修を伴う改善策の実施を検討しております。
 こうした改善策の内容が妥当であるのか、また、適正に実施されているかどうかについて第三者機関へ委託し、検証することとしており、今年度内に完了できるよう監視を行っていきます。
 市民の方々に対しましては、改善策の経過等について、地元説明会や広報、市公式ウェブサイトを通じてご報告させていただきます。
広島、長崎、被爆から、74年。20190806、20190809。 2019/08/13
広島、長崎、被爆から、74年。

   毎年ですが、 またまた、同じ思いを書きます。

今年の夏も、今年の「8月6日」、「8月9日」も、暑かったです。

近くの妙見山の、今年の蝉が、鳴いています。けたたましく、鳴いています。わずか七日の命を、鳴いています。

あの時、あの場所で、「ピカッ」の瞬間に、亡くなった人々、亜熱帯のジャングルで亡くなった人々、太平洋の海上で亡くなった人々、悲惨な攻撃を受けて亡くなった沖縄の人々、多くの人々が、亡くなりました。

戦争で…。殺し合いで…。

友の特攻機を見送り、次の出撃を待つ人、毎日の空襲におびえる人々…、国中どこにいても、いつもかも、誰かれなく、「自分の命、自分の人生」の明日を、無条件に、絶たれていました。

戦争で…。人を殺し合う日常の中で…。

誰が、何のために、核を持ち、兵器を持ち、軍隊を持ち、人を殺す「準備」をしているのでしょうか。

誰が、何のために、短い一生(どんなに生きても、200年は生きられないのに)を、「殺し合い」のために、生きなければならないのでしょうか。

薄っぺらい赤い紙きれ一枚で、「殺し合い」を命令した「国家」、その「国家」を牛耳ってきた者たち…、どこに行ったのか、どこに消えたのか…。
過ぎてしまえば、すべてが「権力(仮の、虚構の強制力)」の「大きな、大きな嘘」であります。

日本の歴史も、世界の歴史も、平和と戦争の繰り返しで、過ぎてきました。
戦争すれば、平和を望み、平和になり、平和な日々を過ごしつつ、その内に「我欲」が増大すれば、戦争の無意味さと悲惨さを知らなかったり、忘れたりした者が、また、争いたい欲望を持つ愚か者が、「武力」で物事を解決しようと画策してきました。このような愚かな連中は、取り返しのつかない事をしている、との「自覚」さえも、元から持ち合わせることなく、時流に乗ってきました。

人の命、人生、たったの60年、70年、80年、90年、100年、110年、120年…。

誰にでも、どんな人にでも、絶対に備わっている、何らかの原因で、いつかは、必ず「死ぬ」という事実を軽んじて、相手の命を「武力」で抹殺しようとする「狂気」の集合体を作り出す「時代の空気」を、作り出すのは、誰だ。

命を返せ、命を返せ、我が兄(大正14年5月22日生まれ)は、昭和19年2月5日 軍用機にて戦死。

お盆です。
小松島の名水「宝寿水」。20190718。 2019/07/18
小松島の地蔵寺の境内にあります。名水です。
月に1回ほどのペースで頂きに行きます。

次から次へと、ご近所の方でしょうか、数本のペットボトルに入れて、すぐに帰っています。
毎日来て、必要な分だけ頂いている、という様子です。
近くなら、どれ程にありがたいことでしょう。毎日、美味しい湧水がいただけますから。

美味しい水は無臭で、飲んだ時に無味です。無味無臭。
いわゆる、のど越しは「軽い」です。すうぅと通ります。

鳴門にも、海の近くでありながら、美味しい真水の「井戸」が多くありました。
我が家の昭和の時期であります。スイカも茄子も冷やして、美味しくいただきました。

また、復活できたら、いいですね。我が家に美味しい「井戸水」があるなんて、最高の生活スタイルでした。

いつも、いただいて、ありがとうございます。また、来月に。
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190625。そのI。剪定「後」。 2019/06/25
●写真は、20190619に掲載した「その➆、そのG」立岩の県立運動公園の、車道にも歩道にも、雑草がせり出してきている【箇所】で、その後、素晴らしく、美しく、剪定されたところです。

 多くの市民の皆さんから「やれば、できるじゃあないですか」との、称賛のお声が届いています。よかったです。事故がなくて。

★(ただ、車道側の剪定を、もっと大胆に刈り込んで欲しかったです。車道にはみ出しかかっています。また、全体をもっともっと低くして、歩行者、特に子どもたちの姿が目視できるような植え込みにして欲しいです)

 さて、これからですが、この美しい状態を、どのようにして、どのような方法で以て『このままの状態』で維持できるのでしょうか、ということであります。

 植木も雑草も、すぐに伸びてきます。

 このような国・県・市の事業に対して今後の【維持管理】に、注目してまいりましょう。
 ★一時の、その場しのぎだけの【剪定】とならないように、と訴えます。
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190619。その➈。 2019/06/19
●写真は、同じく立岩の美しく飾られている道路の様子です。

 この道路一帯・周辺は、川東地区の自治会グループや、個人の方が、頻繁に、除草したり、清掃したり、花を植えたりして、このように美しくされています。

 この「違い」は、何でしょうか。
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190619。そのG。 2019/06/19
●写真は、鳴門市撫養町立岩の県立運動公園の、車道にも歩道にも、雑草がせり出してきている【箇所 その➆の写真の箇所】の★公園の『中』の様子★です。美しく剪定されています。

★行政の政策、事業として、何を最優先するのか、どこに視点を当てているのか、安全性を確保するという視点があるのかどうか、疑わしいです。
「徳島県」に対して、早急なる安全性への対応を望みます。(この点、県や県議会議員に、★ずっと以前から★要望していますが、何も手ごたえがありません)
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190619。その➆。 2019/06/19
●写真は、鳴門市撫養町立岩の県立運動公園の周りの様子です。車道にも歩道にも、雑草がせり出してきている【箇所】です。
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190619。そのE。 2019/06/19
●写真は、鳴門市撫養町立岩の県立運動公園の周りの様子です。車道にも歩道にも、雑草がせり出してきている【箇所】です。
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190619。その➄。 2019/06/19
●写真は、車道にも歩道にも、雑草がせり出してきている【箇所】です。
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190619。そのC。 2019/06/19
●写真は、車道にも歩道にも、雑草がせり出してきている【箇所】です。
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190619。その➂。 2019/06/19
●写真は、車道にも歩道にも、雑草がせり出してきている【箇所】です。
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190619。その➁。 2019/06/19
●写真は、すぐに対応し、選定された【箇所】です。
【道路の安全確保】街路樹の危険性について。20190619。その➀。 2019/06/19
 【令和元年6月19日 徳島新聞 ニュース記事】から
『ミニバイクの20歳男性重体 鳴門市の市道で転倒 「鳴門市の市道でミニバイクが転倒した。頭を強く打ち、意識不明の重体。鳴門署によると、現場は片道1車線の直線道路。署は道路沿いの街路樹に衝突したとみている」』
 どうか、無事に回復されることを祈ります。

 この記事からは、転倒の原因が【街路樹】にあるのかどうか判断できません。

 しかし、この時期には、歩道にある街路樹の枝の一部や、街路樹の中の雑草が大きく伸びて、車道にせり出してきていて、左側を通行中の自転車やバイクが、それらの枝や雑草を「避ける」ために「右に寄る」と、通行している自動車との接触事故の可能性があります。

(以前にも、何回も質問して指摘してきましたが)先日の、第2回(令和元年6月)定例議会一般質問において、この点を指摘して、早急な対応を求めました。

以下、その★内容★であります。
【道路の安全確保について。この時期、雑草が生い茂ります。次々と雑草が伸びてきます。鳴門市内の国道や県道、市道に直面している所では、その雑草が、道路をふさいだり、視界が悪くなったりして、歩行者や自転車の通行の安全性を妨(さまた)げます。
 車で、交差点を左折する、左に曲がる時に、雑草が横断歩道への視覚をさえぎっていたら、信号待ちの人が見えなかったり、歩道を渡る人を確認しにくかったりで、とても危険であります。

 先日、市内の主な道路を調べてきましたが、国道、鳴門市道も雑草の茂っている箇所がありましたが、特に、県道の雑草が除草されていない箇所が多いです。
 安全性のためにも、頻繁に除草が必要である、との徳島県の認識なり、計画は、どのようになっているのでしょうか。
 自転車やオートバイなどが通行する時、伸びている雑草を除けようとして、車道側にふくらんできて、危うく自動車と接触しそうになる事があります。

 また、以前に質問しましたが、鳴門市内の街路樹で、場所によって、枝が、すっきりと剪定されていたり、剪定されていなかったり、また、街路樹の根元、街路枡(ます)は、地域の方々のボランティア活動で除草され、きれいに手入れされて、四季折々の花が植えられていたりしますが、手入れの無いところでは、街路枡に雑草が茂っています。
 市役所の近辺でも、多数の場所で、見かけます。

 また、街路樹の根が、周辺の歩道を盛り上げて、通行に危険なところが数多く見受けられます。
 また、道路のデコボコ、特に鳴門市道の舗装の悪さ、デコボコは、目に余ります。他の市町村の道を走る時に、比較してみても、よく実感します。
 安全性から見ても、大いに問題となります。
 多くの方をお迎えする観光文化都市・鳴門にしては、とても見苦しい道路が散見されるのであります。】

 ●写真は、すぐに対応し、剪定された【箇所】です。
第2回(令和元年6月)定例議会 一般質問 意見と要望。20190607。 2019/06/08
【意見 要望 まとめ】
●産業振興、企業誘致について
 条例改正により、平成29年度には、奨励の指定を受けた事業所の1社が開業し、36人の新規雇用が生まれているとのことであり、令和3年度までに1社の開業と1社の増設が予定されている。現在では、企業誘致について、実績は、1社。
 新規雇用者・就業者については、ハローワーク鳴門管内の鳴門市及び板野郡内では、平成30年度中、2,233人が就職しているが、鳴門市だけの新規雇用者・就業者数は、統計上、公表されていないから、判らない、とのご答弁でした。
 そしてまた、鳴門市内の企業・会社などへの就業者の人数が把握されていない、のであります。
 企業を誘致して、鳴門市の経済の活性化する、と言っても、その根拠が示されていない、把握していないのであります。
 もっと詳しく言えば、鳴門市内の企業、会社の就業者に、鳴門市民が何人、鳴門市外からの通勤している人が何人、この実数を把握してこその企業誘致であります。何人規模の企業や会社を誘致したいのか、その根拠となる就業者の実数を把握していただきたい。
 誘致する企業の数も大切ですが、どれだけの雇用のある企業を何社、誘致するのか、この点が大切であります。
 認定農業者のうち、45%に当たる180人が、将来の耕作規模の拡大や高齢化に対応していくため、新規雇用として、5年以内に65人の常用雇用と、490人の臨時的雇用を計画、とのことでありますが、この計画の人数からすると、鳴門市の農業の後継者問題が大きな課題である、ということであります。計画、とありますが、その具体的な方法、施策はどのようなものなのでしょうか。
 大塚国際美術館の昨年・平成30年度、2018年度の入館者数が42万人で過去最多であったこと、また渦潮観光やサッカー、スポーツ観戦などに訪れる観光人口・文化交流人口などが、それぞれに経済効果をもたらせてくれている、とのこともありますが、一方の柱である、経済・産業が活性化して、雇用の場を増やし、市外・県外からの人口流入を増やし、県外の学校に行った方々が、就職、仕事はやはり鳴門市でしたい、との思いで帰ってきて、それでもって定住人口を増やしてこそ、第六次鳴門市総合計画にありますように、これからの鳴門市の将来都市像「結び合う絆が創る 笑顔と魅力うずまく鳴門」の実現に向けて、まちづくりを進めてまいります、ということでないでしょうか。
 しかし、その中にあって、「徳島新聞、令和元年年5月16日の記事」にありましたが、「企業は北島を目指す」、「5年で62社(12%)増、規制緩和要因」とあります。企業誘致に向けた施策(しさく)を積極的に進めてきた成果が出ている、との町のコメントが載っていますが、果たして、鳴門市も、この方向性と同じような企業誘致なのか、産業振興なのか、であります。
 鳴門市の歴史と自然と文化を生かした鳴門らしい産業振興、企業誘致、雇用の場の確保こそ大切であります。このことは次の機会に、もう一度、議論することとして、これで「産業振興について」の意見・要望とします。


●危険な河川の管理について、
 どのような形態の船舶であれ、台風などの高潮や満潮時に、河川の船舶が堤防を越えてくるなどの被害への対策を取っていただきたい。
 対策としては、例えば、1つには、堤防を越えないように、堤防の高さを上げる対策工事を行うのか、船舶を別の安全な場所の誘導するのか、ということであります。

答弁では、
 国土交通省から提供された登録情報をもとに不法係留船の所有者に対して個別の行政指導を行うことで自主移動を促してまいりたいと考えております、とのことであります。

 自主移動と言っても、移動させる場所があるのでしょうか。

 豊かな海に面した鳴門市は、釣りをする方には絶好の場所であります。多くの方が楽しみに船を購入していると思います。
 その船を、例えば、鳴門市営の「船舶ハーバー」に安全に停泊できるならば、どうでしょうか。
 鳴門市の直営する「釣り船ハーバー」を作り、多くの釣りファンがどっと集まる鳴門市、このような観光施策を提案します。
 次の機会に答弁をいただきます。

●道路の安全確保について。
 答弁では、「努めています」とか「考えています」とか、努力目標が多いです。
 【本年度からは、側溝清掃等の業務の見直しにより、道路維持担当職員の人員を増員し、体制の充実を図り、より、早急かつ適切に、対応できるよう努めているところです。】
 また、【本年度より、「1級市道」や「防災計画における重要な路線」など、主要な路線については、路面性状調査を実施し、修繕の優先度やその内容を定める「舗装修繕計画」を2ヵ年で策定し、計画的に維持補修に取り組んでいきたいと考えております。】
 とのご答弁でありました。

 考えるのもいいですが、とにかく、道路の損傷、ガタガタに対して、早急に対応してください。鳴門市民の方は、我慢強いです。鳴門市にはお金が無いもんなぁ、と言いつつ、市道の凹凸についても、市道にも雑草等にも、寛容です。
 側溝のふたがガタガタと音がしていても、木切れを挟(は)さむ修理で、了承しています。
 優先順位をつけて、対応しているとのことであります。
 どこに優先的に予算を使うのか、日常の周りの安全対策にこそ、十分な予算を使っていただきたい。

 さて、市民にとって、市内のどこの道路もすべて「日常生活」に利用する道路であります。国道の管理は国が、県道の管理は県が対応しています、と言うのは、行政側の論理であり、国道であれ、県道であれ、小さな路地であれ、全てが身近な鳴門市の道路、私たちの「市道」という認識であります。
 市民にとって、それらの道路にある街路樹も、すべて鳴門市の街路樹との認識であります。ですから、鳴門市内の街路樹については、鳴門市が一括して管理する、という制度を提案し、必要予算を国や県に要求すればいいのではないでしょうか。
 この点、前回にも提案しながら、何もお返事が無いので、また、次の機会に議論していきたいと思います。

●危険家屋について
 被害を出さないように、所有者に十分に通知していただきたい。
 これからの問題は、ますます増えると予想される、老朽化した危険な空き家で、その所有者に通知できない場合、その対応をどのようにするのか、であります。
 高齢化の進む鳴門市にとって、緊迫した重大な行政課題であります。

 以上、意見とします。

【その他、道路の安全性に関連する意見、提案】要旨として。
 通学道路、周辺の安全性にいて。
 ゾーン30がありますが、その安全速度を登校・下校時だけでなく、学校『周辺』を常時に、自動車の通行速度30キロ制限にすることを要望します。
 また、朝の立哨当番、年間に何回かの順番制でありますが、朝の出勤時間が気になっている保護者も多いです。「働き方改革」ということであるならば、「子どもたち」の安全を守るため、年間に何回かの、朝の1時間を「社会安全貢献制度」として、企業の理解と協力のもと、朝の立哨当番に参加できるようにしていただきたい。

 また、鳴門市の全体、どの道路でも、制限速度最高40キロとすることを進めていただきたい。(そんなにスピードを出しても、市内での通行時間に、大差ありませんから)

 そしてまた、市道の安全性の観点からしても、明神・日出線の残りの区間の拡幅工事を早く進めていただきたい。

 以上(道路の安全性について)は、次の機会に議論します。

●国際交流・バングラデシュとの友好交流について。
 鳴門市は、第九、アジア初演の地として、平和国際交流を続けてきています。鳴門市が行う友好国際交流は、まさしく、平和外交、そのものであります。
 これから、バングラディシュとの交流がますます盛んになっていきますように願って、国際交流についての、まとめとします。
第2回(令和元年6月)定例議会 一般質問と答弁 ➂。20190607。 2019/06/08
令和元年(2019) 第2回 定例会 個人質問 三津良裕

【質●問】

次に、「国際交流について」、バングラデシュとの友好交流について、

 バングラデシュとの交流については、鳴門市の経済界から始まりました。
 以前に定例議会の質問の中でも御紹介いたしました。
 鳴門市内の企業がバングラデシュに工場を建設して、2,500人の従業員を雇用し、友好な関係を築いていること。
 このことがご縁となり、平成27年の夏、民間主体の実行委員会が主催して、バングラデシュ舞踊団を夏の阿波おどりに招待し、阿波おどりとのコラボレーション・共演が行われました。

 さらに、平成28年4月には、バングラデシュの繊維産業の中心地であるナラヤゴンジ市のアイビー市長が鳴門市に来られて、市長や市内の経済関係者と市の政策や産業などについて意見交換が行われました。

 そして、バングラデシュ政府から、日本国との一層の平和的な友好を、との願いのもと、バングラデシュ舞踊団と阿波おどりとのコラボレーション・共演する、このイベントをバングラデシュ人民共和国文化庁の公式行事、いわゆる国家行事で行いたいの要望があり、平成29年8月にバングラデシュ・阿波踊りプロジェクトが開催されました。
 バングラデシュ人民共和国文化庁の公式行事として、バングラデシュ舞踊団が鳴門市と徳島市を訪れ、「インターナショナルフェスティバルinうずしおふれあい公園」や「鳴門公園 千畳敷」、そして「徳島中央公園 徳島城博物館」で阿波踊りとのコラボレーション・共演があり、国際交流は大成功でありました。
 同時に、バングラデシュ舞踊団は、NHK「熱演 真昼の阿波おどり2017」に出演しました。
 また、駐日バングラデシュ人民共和国大使館 ラバブ・ファティマ特命全権大使、駐日バングラデシュ人民共和国大使館 商務参事官 モハメド・ハサン・アリフ氏、バングラデシュ人民共和国文化庁 秘書官 ケラモット・アリ氏、日本バングラデシュ協会 会長 堀口松城氏が、鳴門市役所へ「表敬訪問」されて、市長、副市長、市議会議長に対して、ラバブ・ファティマ特命全権大使から、「両国の踊りのつながりだけでなく、鳴門市からの公的なバングラデシュ訪問の要望」が出されたのであります。
 そのときに「商工会議所、ニュービジネス協議会などで、経済ミッションとして、バングラデシュを訪問したいので、市議会の方にもご参加願いたい」との意向が示されました。
 そこで「バングラデシュと鳴門市が、文化面のみならず、様々な分野でのつながりを強化していくように取り組んでいく」という合意がなされたのであります。

 そして、鳴門市において、鳴門商工会議所が主催して、NHK徳島放送局、四国放送、徳島新聞社、一般社団協会 日本バングラデシュ協会、ジェトロ徳島、公益財団法人 徳島県国際交流協会が後援する、「日本バングラデシュ経済フォーラムin鳴門」が開催されました。
 バングラデシュ大使館ファティマ特命全権大使の挨拶で開会し、日本企業の進出を支えているJETROの鈴木企画部海外地域戦略主幹の基調講演のあと「中小規模の日系企業の、バングラデシュへの進出の現状・可能性について」討論が行われ、交流が深まりました。

 そして、平成30年1月13日から18日まで、こちら日本から「鳴門市」とバングラデシュの「ナラヤゴンジ市」との国際的な経済や文化の交流活動をより広く大きく深めるために「バングラデシュ訪問ミッション」として、中岸敏昭・中岸商店会長(鳴門商工会議所会頭)、富田純弘・富田製薬社長(鳴門商工会議所副会頭)さんら8名が、バングラデシュを訪問し、交流しました。

 交流を進めることにより国際親善を図り、文化振興や地域活性化、グローバル社会に対応した人材の育成しましょう、など双方にとって着実な成果を上げてまいりました。

 その後、バングラデシュとは国レベルにおいて、益々、経済的にも文化的にも友好な関係が深まっています。

 鳴門市では、平成平成30年4月9日に、徳島日本バングラデシュ友好協会が設立されました。

 また、バングラデシュ国の歴史や文化の紹介と、鳴門市との友好交流の様子の写真などの展示会が、平成31年3月4日〜3月15日 市役所2階、市民展示場でありました。

 そして、来る、令和元年6月18日〜7月1日の2週間 キョーエイ鳴門駅前店・4階において、バングラデシュ大使館のご協力のもと、徳島日本バングラデシュ友好協会が主催するバングラデシュ展が開催されます。

 この様に、官・民、挙げての交流が深まる中で、リューネブルク市・張家界市と交流を深めている鳴門市において、バングラデシュとの友好都市提携について、どのように考えておられるか。今後、どのように友好交流を行っていくのてょう、質問します。

【答●弁】
 バングラデシュ人民共和国とは、平成21年に、本市の企業が「ナラヤゴンジ市」に進出したことを契機に経済界を中心に交流が進められてきました。
 バングラデシュは、労働力が豊富なことから、近年は、多国籍企業などの進出が著しく、繊維工業の発展などもあり、経済成長率も高く、BRICs(ブリックス)諸国に次いで、成長が期待できる11カ国の総称である「ネクスト11(イレブン)」のひとつにも
あげられております。
 これまで、バングラデシュとの交流は、経済界を中心とする、民間主体で進められてきており、本市には、国際舞踊団の方が、2度、訪問いただき、「阿波踊り」等に出演し、バングラデシュの文化を紹介いただいております。
 また、「ナラヤゴンジ市」のアイビー市長や駐日バングラデシュ大使館特命全権大使など関係者の方にも、それぞれ、ご来鳴いただき、経済界の方々や市、市議会関係者などと
意見交換を行っております。
 本市からは、昨年1月に、鳴門商工会議所会頭を団長とする「バングラデシュ・地域・経済・文化交流ミッション」が、訪問し、文化大臣やナラヤゴンジ市長との意見交換やビジネスマッチング等が行われたと伺っております。
さらに、昨年には、本市の経済界の方々を中心に、本市と「ナラヤゴンジ市」の友好都市提携を目指す、民間団体として「徳島・日本バングラデシュ友好協会」が設立されました。
 同協会では、昨年8月に、設立祝賀会を開催し、現地の日本向け企業のコンサルタント会社の会長による記念講演などが行われております。
 また、本年3月には、市役所本庁舎2階の市民ギャラリーで、バングラデシュの生活や民俗等を紹介する「バングラデシュ展」が開催され、今月18日からも、キョーエイ鳴門駅前店4階において、市内の関係企業も参加し、開催される予定と伺っております。
 こうした交流が進められる中で「ナラヤゴンジ市」においても、本市との交流や友好都市提携の意向があると伺っており、本市といたしましても、バングラデシュとの交流は、本市の企業が初めて進出して以降、取引を始めた市内の企業や、関心を持つ事業者も増えてきていることや、人口が多く、今後も高い成長が見込まれること、海外に多くの労働力を輸出していること、などから、販路拡大や人手不足、新規取引先の拡大などの課題を抱えている本市の地域経済の発展に資する可能性があると考えております。
 また、一方では、友好都市提携の締結には、両市の交流が積み重ねられ、相互理解が深まり、市民の間で提携の機運が高まることが、必要となってまいります。
 こうしたことから、今後、バングラデシュとの交流については、経済界をはじめとする民間交流や、社会情勢など、様々な状況を勘案しながら、相互発展ができる友好交流の方法等について、模索したいと考えています。
第2回(令和元年6月)定例議会 一般質問と答弁 ➁。20190607。 2019/06/08
令和元年(2019) 第2回定例会 個人質問 三津良裕

【質●問】 

次に、「安全まちづくりについて」、これは、危機管理対策について。

      危険な河川の管理について、
      道路の安全確保について、
      危険家屋について。

 私たちの自宅やその周辺、身の回りの危険箇所への対応について、質問します。

 ここ何十年の間、地震や大型台風、集中豪雨などの災害が続いています。
 昨年・平成30年の夏は、地震による被害や台風の大風や大雨による浸水災害や土砂災害が続きました。

 また、6月28日から7月8日にかけての台風7号及び梅雨前線等の影響による集中豪雨では、土石流が砂防ダムを破壊し、大量の土砂が住宅を襲ったり、河川の氾濫や堤防の決壊による浸水、土砂災害などが相次いで発生しました。

 特に、台風21号は、9月4日に、25年ぶりに「非常に強い」勢力のまま上陸し、特に近畿地方を中心に大きな被害が出ました。
 被害状況は、死者9人、負傷者467人、死者はいずれも、強風による転落・転倒や、飛来物に当たったことが原因とみられています。
 その中で、高潮は、6つの地点で、今までの観測史上最高の潮位を超え、記録的な高潮となり、このうち大阪と神戸では、1961年・昭和36年の第2室戸台風時の記録を超えました。
 この高潮により、関西国際空港は、タンカーが強風に煽られて漂流し、関西国際空港の連絡橋に衝突、橋桁が大きく損傷し、これにより連絡橋のJR線や関西空港の自動車道が全て不通や通行止めとなり、空港は全面閉鎖、孤立状態となりました。

 このように、近年の地震や、台風の強風、大雨による被害は、私たちが経験してきた状況を超えています。多数の死者や行方不明者が出たり、家が全壊、半壊したりすると、長期の避難所生活を余儀なくされ、元の日常生活には、なかなか戻れません。
 その後の復旧・復興に長い期間がかかります。日本は、どこにいても災害を受けるようになってきています。

 このような地震や大型台風、集中豪雨などの災害だけでなく、もっと身近に、私たちの身の回りに大きな被害を受ける可能性がある危険箇所が数多くあります。
 日常から、平時の時から、それに対して、どのような対策で対応していくのか、多くの市民が、関心を持っているのであります。

 ここで、質問ですが、
 台風による高潮や満潮時に、河川につながれている船舶、その船体の半分以上が堤防から見えて、今にも堤防を越えてこないか、心配な時があります。鳴門市には、大小、多くの河川があります。それらの河川の氾濫、洪水などにより、河川に係留されている船舶が流される危険が想定されますが、どのような船舶が、どのような危機管理をしているのでしょうか。その認識について、そして、どのように対応しているのでしょうか。
 質問します。

 次に、老朽化した危険な空き家は、台風などの大風が吹いた時は、瓦が飛散したり、家が倒壊したりするなど、近隣に被害を及ぼす危険が想定されますが、倒壊の危険性のある老朽化し空き家、この空き家は現在鳴門市の中でどのような状況になっているのでしょうか。その現状と対応策について、質問します。

 次に、道路の安全確保について。
 この時期、雑草が生い茂ります。次々と雑草が伸びてきます。鳴門市内の国道や県道、市道に直面している所では、その雑草が、道路をふさいだり、視界が悪くなったりして、歩行者や自転車の通行の安全性を妨(さまた)げます。
 車で、交差点を左折する、左に曲がる時に、雑草が横断歩道への視覚をさえぎっていたら、信号待ちの人が見えなかったり、歩道を渡る人を確認しにくかったりで、とても危険であります。

 先日、市内の主な道路を調べてきましたが、国道、鳴門市道も雑草の茂っている箇所がありましたが、特に、県道の雑草が除草されていない箇所が多いです。
 安全性のためにも、頻繁に除草が必要である、との徳島県の認識なり、計画は、どのようになっているのでしょうか。
 自転車やオートバイなどが通行する時、伸びている雑草を除けようとして、車道側にふくらんできて、危うく自動車と接触しそうになる事があります。

 また、以前に質問しましたが、鳴門市内の街路樹で、場所によって、枝が、すっきりと剪定されていたり、剪定されていなかったり、また、街路樹の根元、街路枡(ます)は、地域の方々のボランティア活動で除草され、きれいに手入れされて、四季折々の花が植えられていたりしますが、手入れの無いところでは、街路枡に雑草が茂っています。
 市役所の近辺でも、多数の場所で、見かけます。

 また、街路樹の根が、周辺の歩道を盛り上げて、通行に危険なところが数多く見受けられます。
 また、道路のデコボコ、特に鳴門市道の舗装の悪さ、デコボコは、目に余ります。他の市町村の道を走る時に、比較してみても、よく実感します。
 安全性から見ても、大いに問題となります。
 多くの方をお迎えする観光文化都市・鳴門にしては、とても見苦しい道路が散見されるのであります。

 以上、このような身の回りの危険について、実態、現状の把握と、その対応策について、どのようにしているのでしょうか。質問します。

【答●弁】

不法係留船対策について、
本市が管理する河川に不法に係留された船舶は、令和元年5月20日現在で約220隻であり、前回調査した平成28年度に比べてほとんど変化がありません。
不法係留船は、水の流れを阻害したり、津波や高潮の際には不法係留船そのものが流出被害を引き起こすおそれがあるなど、河川管理上の支障となっており、その対策は重要な課題であると認識しております。
これまでは、沈没船の撤去を行うとともに、警告看板を設置して移動をうながしてまいりましたが、効果が認められなかったため、不法係留船の所有者を特定すべく、5月22日に国土交通省に対し、辷岩水尾川及びこれに接続する水路に不法係留している38隻の船舶についての登録情報提供を申請したところでございます。
今後につきましては、残りの約180隻の所有者についても調査を行うとともに、国土交通省から提供された登録情報をもとに不法係留船の所有者に対して個別の行政指導を行うことで自主移動を促してまいりたいと考えております。

道路の安全確保について、
市道に雑草等が茂り、道路の通行上、支障があると認められる箇所や、景観を損ねる箇所については、業務委託や職員による除草等を行っております。
また、市道の凹凸については、職員による道路パトロールや、市民の皆様からの連絡、さらには、本年4月から開始しました、郵便局との連携を含めた「道レポ」の活用による情報提供などにより、いち早く、道路の損傷箇所の発見や状況把握に努めております。
損傷箇所のうち、局所的で小規模な損傷の場合は、職員により、常温アスファルト合材で埋め戻すなどの緊急的な対応を行っているところです。
本年度からは、側溝清掃等の業務の見直しにより、道路維持担当職員の人員を増員し、体制の充実を図り、より、早急かつ適切に、対応できるよう努めているところです。
また、本年度より、「1級市道」や「防災計画における重要な路線」など、主要な路線については、路面性状調査を実施し、修繕の優先度やその内容を定める「舗装修繕計画」を2ヵ年で策定し、計画的に維持補修に取り組んでいきたいと考えております。

空き家の現状と対策について、
まず、空き家の現状につきましては、平成27年度に実施した「空家等実態調査」では、本市の空き家は1,442戸、その中で倒壊危険度の判定が可能であった1,402戸のうち、倒壊の危険性が高いまたは極めて高いとされた空き家は92戸でありました。
また、倒壊の危険性が低いとされた空き家についても、適正な管理を行っていかなければ、老朽化が進み、危険な空き家が増加していくものと思われます。特に、著しく周辺の住環境に悪影響を及ぼす恐れがある危険な空き家2戸につきましては、空家特措法に基づく特定空家等として認定し、助言・指導や勧告を行ってきたところであります。
次に、空き家対策につきましては、本来、所有者が責任を持って自己の資産を管理する意識を持っていただくことが重要であると考えており、市では「空き家等実態調査」の他、地域や市民の皆様の情報提供等に基づき、現地確認を行い、空き家の所有者に対して状況等を通知し、適正な管理を呼び掛けているところであります。
また、「NPO法人徳島県空き家問題解決センター」と連携した、空き家対策に関するセミナー及び相談会の開催や「鳴門市シルバー人材センター」の空き家管理サービスの紹介など、関係機関とともに周知・啓発を行っているところであります。
危険な空き家の除却に向けた支援措置としましては、除却費用に対して最大60万円を補助する「老朽危険空き家除却支援事業」を実施しているほか、昨年10月から、空き家除却後の土地の固定資産税を一定期間減免する制度を開始しております。
こうした取り組みの結果、特定空家等の2戸とその他危険な空き家の一部において改善に向けた動きも見受けられております。
なお、毎年多くのご相談がある「老朽危険空き家除却支援事業」につきましては、より老朽度が高く危険な空き家を優先的に採択するとともに、個人の事情等でキャンセルされた場合の対応を含め、年度当初に募集する運用としております。
しかしながら、補助金の枠内で、多くの危険な空き家の除却を促進するため、本市としましても、市長会を通じて県等へ補助枠の拡充を要望してまいりたいと考えております。
今後も関係機関と連携し、相談窓口や周知啓発の充実を図り、適正な管理を促すことで、危険な空き家や特定空家等になる前に解決に至るよう取り組んでまいります。

 
第2回(令和元年6月)定例議会 一般質問と答弁 ➀。20190607。 2019/06/08
令和元年(2019) 第2回定例会 個人質問 三津良裕

 1つに、「産業振興について」、質問の要旨は、企業の誘致について、
       新規雇用者について。

 2つに、「安全まちづくりについて」、質問の要旨は、危険な河川の管理について、
       道路の安全確保について、
       危険家屋について。

 3つに、「国際交流について」、質問の要旨は、バングラデシュとの友好交流について。

 質問の項目は、ここ何年間かの定例議会で質問してきたこと。
 前回の質問から、どのように展開され、進展しているのか、質問します。

【質●問】

産業振興について。

 企業の誘致の目標と実績・現状について、
 商業・工業・農業などへの新規就業者について。

 1985年・昭和60年6月8日に、大鳴門橋が開通し、次に、1998年・平成10年4月5日に明石海峡大橋が完成して、神戸淡路鳴門自動車道が全線開通しました。

 昨年(2018年)平成30年4月5日は全線開通から20年となり、通行台数は累計で2億845万台、特に、徳島から大鳴門橋経由で本州に向かう高速バスは、1日100便を越えました。

 移動時間の短縮効果として、フェリーを利用していた時は、徳島・鳴門から、例えば、神戸に行くのに4時間30分ぐらいかかっていたのが、橋を利用すれば、1時間40分ほどとなり、2時間50分ぐらいの短縮となりました。
 まさしく、この神戸淡路鳴門自動車道の四国の玄関にある鳴門市は、本州への「通勤圏となった」と言われました。

 産業の振興、特に企業誘致は大きく進展するとの期待が持たれました。
 徳島県が策定した「3000日の徳島戦略」でも、近畿経済圏と2時間で直結する立地条件は、全国の企業が注目するはず、とされましたが、結果はどうでしょうか。
 徳島県への工場の誘致は低迷しています。その原因・要因は何でしょうか。

 さて、平成29年12月・第4回の定例議会において、
 鳴門市内には数多くの中小企業がありますが、その事業者数、総生産額や従業員数、その推移など現在の状況について、また、中小企業の振興として、企業数の増設の目標数、そのために、どのような施策(しさく)を行っているのか、質問しました。

 ご答弁では、
【第六次鳴門市総合計画での目標は、平成33年度までに市内進出企業数と市内企業の増設数を合わせて5社としています。】
【鳴門市では、市内事業所のほとんどが中小企業者であり、総生産額は全体的に増加していますが、製造業の変動幅が大きく、、従業員数は、製造業では減少、卸小売業では半減、サービス業では倍増で、全体的にはほぼ横ばいで推移しています。】
とのことでありました。

 そしてまた、企業の振興を妨げている要因としてどのような雇用問題、土地問題、資金問題などがあるのか、その問題点や課題の解決に向けて、どのような施策(しさく)を行っているのか、質問しました。

 ご答弁では、
【雇用問題については、正規の雇用が難しい】
【土地問題については、既存建物を活用した空き店舗と企業のマッチングの取組みを進めている。空き土地の要望もあり、土地の調査を行い、マッチングを進めていきたい。】
【資金問題については、創業や新商品開発等を支援する「鳴門市がんばる中小企業応援パッケージ事業」の他、「鳴門市企業立地奨励条例」を改正し、小規模企業者の皆様にも活用して頂けますよう奨励(しょうれい)指定の条件を緩和するなどの施策を実施しています。】
 との、ご答弁でありました。

 ご答弁の中で具体的な数字としては、平成33年度までに市内進出企業数と市内企業の増設数を合わせて5社とすることを総合計画の数値目標として掲げています、ということぐらいであり、鳴門市の産業振興について、積極的で広範な動き・施策が伝わってきませんでした。

 もう一度、ここで、質問ですが、鳴門市の企業誘致の目標と現状について、質問します。

 次に、新規雇用者についてであります。
 鳴門市内には就職先が無く、市外、県外へ就職したという声をよく聞きますが、実際の人数をお聞きします。

 市内の商・工業、農業などへの新規の雇用者数、
そして、求人状況及び県内の高校生と大学生の就職内定状況、
また、農業事業者や農業者の雇用状況について、質問します。


【答●弁】
本市における企業誘致の目標と現状についてですが、

本市では、第六次鳴門市総合計画において、平成29年度から令和3年度までに、市内進出企業数と市内企業の増設数を合わせて、5社とすることを目標として掲げております。

そこで、企業誘致を促進するため、平成29年3月に「鳴門市企業立地奨励条例」の要件を緩和して、固定資産税の減免及び雇用奨励金の交付による支援を受けやすくするといった、企業にとって投資しやすい環境整備を行っております。

この条例改正により、平成29年度には、奨励の指定を受けた「ノヴィル株式会社」が開業し、36人の新規雇用が生まれております。

さらに令和3年度までに、1社の開業と1社の増設が予定されています。

この他に、本市では、「中小企業振興基本条例」を制定し、「鳴門市がんばる中小企業応援パッケージ事業」などを実施することにより、中小企業の振興に取り組んでおります。

こうした施策に取り組むことにより、平成28年度には「ブエナピンタ株式会社」、平成29年度には「有限会社データプロ」といった、サテライトオフィス等の誘致につながりました。

本市では、今後も地元の中小企業が活動しやすく成長できる経済環境をつくるため、鳴門版「エコノミックガーデニング」の理念や企業の皆様の御意見を参考にしながら様々な施策を実施することで、目標を達成していきたいと考えています。

本市の新規雇用者の現状について、
まず、本市の商工業や農業などへの新規雇用者数についてですが、
新規学卒者や転職者などを含む本市のみの新規雇用者数は、把握していませんが、ハローワーク鳴門管内の鳴門市及び板野郡内では、平成30年度中、2,233人が就職されています。

次に、求人状況及び県内の高校生と大学生の就職内定状況ですが、
ハローワーク鳴門管内の求人状況を見ますと、本年3月の有効求人倍率は1.60倍、新規求人倍率は2.36倍となっており、ともに1倍を大きく超えております。

この他にも、本年3月末時点の県内の高校生と大学生の就職内定状況は、高校新卒者の就職希望者1,393人のうち、県内就職内定者は1,069人、県外就職内定者は314人、内定率は99.3%です。
そのうち、市内の高校新卒者の県内就職内定者は126人、県外就職内定者は24人となっております。
また、大学新卒者の就職希望者1,868人のうち、県内外の就職内定者は1,788人で、内定率は95.7%です。

次に、農業関連事業者や農業団体の雇用状況につきましては、
市内において農地を耕作している農地所有適格化法人は20件であり、近年では「いせや農場」がイチゴの生産販売のため11人の新規雇用を行ったほか、本年8月2日にグランドオープンが予定されている「JA大津松茂農産物直売所・えがお」においても20人程度の新たな雇用が見込まれております。

次に、農業者による雇用状況につきましては、
将来にわたり、かんしょ、れんこん、梨、施設園芸等、高収益な農業に取り組もうとする農業経営者、いわゆる「認定農業者」は現在403人であり、市内経営耕地の65%にあたる946ヘクタールを耕作しております。

認定農業者のうち、45%に当たる180人が、将来の耕作規模の拡大や高齢化に対応していくため、新規雇用として、5年以内に65人の常用雇用と、490人の臨時的雇用を計画しております。
新緑から、初夏へ。20190523。 2019/05/23
先日まで新緑だったのが、初夏の気温が続き、山の木々は、一気に初夏の色合いを見せています。

桃や梅が咲き、桜が咲き、ツツジが咲き、晩冬から、春へ、そして、初夏へ。

平成から、令和へ。元号が変わり、何かしら新たな空気が流れ始めています。
それは、国家間にしろ、個人間にしろ、争い(戦争)や差別や排除や虐待や無視や追放などの『悪意』を清算し、『善意』を広げていこう、との感触です。

新聞に投稿されている「読者からの手紙」には、『善意』があふれています。

多くの人から『善意』がますます広がっていくことを願います。
黄色い帽子の贈呈式。20190409。 2019/04/09
入学式に続いて 黄色い帽子の贈呈式が ありました。

ピカピカの一年生にピカピカの黄色の帽子をかぶせました。
嬉しそうな顔で こたえてくれました。

どうか 交通安全であってほしいと 願います。

1人の事故も 怪我もないように 祈ります。
林崎小学校 入学式。20190409。 2019/04/09
平成31年度 入学式です。

46名の入学です。2クラスです。

校長先生の式辞では
➀命を大切にしてください(一人に一つ 一番大切なものです)
➁仲良くしてください(ここは、いじめは ありません)
➂しっかり勉強しましょう(学校は、学ぶところです)

真剣に聞いていました。

これからの六年間 幸多かれ 願います。
満開の桜。20190409。 2019/04/09
今年も 満開 咲きました。

市杵島姫神社の境内の桜です。

手前の影は 狛犬さんのお姿です。
長年 こちらの桜の四季の様子を見守ってくれています。

ライトアップされた桜を見て
何かしら 嬉しそうな 表情です。
鳴門市精華幼稚園 平成30年度 修了式。20190315。 2019/03/15
41名の修了式。

修了証書授与、園長お祝いのことば、園児お別れのことば、お祝いの歌、修了の歌、園歌斉唱。

修了児童・大きい組さんと在園児・小さい組さんとのお別れのことばでは、「この一年間の行事」を交互に語り合いました。
様々なに楽しかったこと、感激したこと、うれしかったことなど、です。
園児たちが成長してきた過程の様子が、鮮明に伝わってきました。

この4月から小学生ですね。おめでとうございます。
鳴門市林崎小学校 平成30年度 卒業式。20190314。 2019/03/15
本日3/14(木)、講堂に暖かな日差しを受けて、鳴門市林崎小学校 平成30年度 卒業式が挙行されました。

ご卒業、おめでとうございます。

卒業生は53名、証書番号は「14407~14459」です。
愛校歌斉唱、卒業証書授与、学校長式辞、来賓祝辞、別れのことば、保護者あいさつ、校歌斉唱。

配布された小学校新聞を見ると、林崎小学校では、年間を通してほぼ毎日のように行事があります。それらを通して、子どもたちが成長してきた様子がよく解ります。

歌にしろ、態度にしても、立派に成長した子どもたちを見て、「六年間の成長ぶり」に感動・感激しました。

中学校での活躍を祈っています。
第1回(平成31年2月)定例議会 一般質問。20190225. 2019/03/13
 会派 代表質問

【質 問】
➀市長の政治姿勢について
   人口減少及び高齢化について
➁新庁舎建設事業について
   新庁舎建設基本計画について

 鳴門市の人口が減少しています。2月1日現在では、57701人(男27567人、女30134人)、世帯数は26357世帯であります。先月から、115人減少しています。
 このままの減少傾向から推察していきますと、ここ数十年の間で、鳴門市の人口が、4万人、また3万人にまで減少する可能性もあります。
 しかしながら、この人口減少は、鳴門市に限ってのことではありません。
 2014年、平成26年12月27日、国が地方創生と題して大変ショッキングなことを発表しました。
 このままだと日本全体で人口が減ってしまう。そして、地方では人口が減少、その結果、消滅してしまう自治体がある。だから、長期ビジョン、長期の計画を策定して、まち・ひと・しごと創生、すなわち新しく生まれ変わる自治体をつくり出しましょう、と呼びかけたのであります。
 戦後生まれのいわゆる団塊の世代が退職し始めた2005年、平成17年あたりから日本の人口は超少子化・高齢化社会の到来ということがクローズアップされました。人口が減少して、特に税金を納める労働者人口が激減し、一方で、高齢者への介護・医療費が急増して、いずれ自治体の財源が破綻するであろうと予想されておりました。
 その後、ここ十数年の間、そのような人口減少の現実が見えてまいりますと、例えば、これまで行われてきた少子化対策事業などは、本当に少子化対策事業であったのかどうかと思われます。
 1人よりも2人、2人よりも3人というように、子供を産み育てやすい環境づくりの対策事業であったはずなのに、現在生まれている子供だけを手厚く福祉保障する事業が主に進められてまいりました。男女共同参画事業を進めたり、育児休業法を改正したりして、子育て中の女性の仕事支援、働きながら2人目、3年目の子供を出産しても、不安なく育てられる対策事業などを進めてきましたが、いまだに人口減少に歯どめがかかりません。
 ここに至って、国が打ち出した、この地方創生というプランは、憲法が保障しているところの、どの自治体で住んでも同等の生活保障をしますという国の義務を放棄したのではないかと思われるような感じがいたします。地方自治体同士の生存競争をあおり立てるような政策であり、国が憲法の第25条、国民の生存権、国の社会保障的事務を放棄して、最少の自治体である市町村に全ての負担を負わせているような感がいたします。
 どの市町村も地形や風土によって事業予算の配分方法が違っています。高齢者の多いところ、山が多いところ、海岸線が長いところ、大きな川が流れているところ、それぞれ対策事業予算が違ってまいります。それぞれの地方自治体において自主財源が少ない中、若い人に魅力ある仕事をつくり出しなさい、そして雇用の場を広げ、雇用の質を改善しなさいと言ってきているのであります。できてきたのでしょうか。
 以前にありましたアンケート、鳴門市から転出する方々へのアンケート結果では、鳴門市から県外への転出者は、仕事に関することで移動することが多いとの結果であります。
 そして、鳴門市から徳島県内、例えば藍住とか北島へ転出する方は、仕事に関することが最も多いですけども、それにプラスして、よりよい環境を求めるという移動も多いとの結果でありました。20代から30代、40代前半くらいまでに仕事、子育てをする場を見つけて、そこに定住することが多いとのアンケート結果でありました。

 そこで、少子化対策についてでありますが、少子化対策の事業効果、そして少子化対策についての今後の取り組みについて質問いたします。

 鳴門市では、市長は就任以来、この少子化対策について、行政の最重要課題の一つとしてさまざまな事業、施策を行ってきました。
 しかしながら、鳴門市のゼロ歳児の子供の人数を見てみますと、少子化をとめられていない、少子化がとまっていないことがわかります。毎年の12月31日、住民登録人口から数を見てみますと、平成25年にはゼロ歳児397人、平成26年には399人、平成27年には373人、平成28年353人、そして平成29年308人であります。
 平成27年3月に制定されました「子ども・子育て支援事業計画」では、この計画では、平成27年には397人、平成28年には392人、平成29年には386人と計画されておりましたが、実際は大きく減少しております。
 鳴門市では少子化対策としてさまざまな事業や施策を行ってきたのにもかかわらず、このように少子化が進む。なぜなのか。つまり事業に効果がない。少子化対策事業の効果があらわれていない。なぜ少子化がとまらないのか、その原因についてどのように分析、把握し、だからこそこれからの少子化対策について今後の取り組みについてどのように行っていくのでしょうか。
 ここで●質問です。
 以上のように、鳴門市における少子化と高齢化の問題を考えますと、現在の人口減少をどのように分析し、鳴門市として目指すべき人口構造をどのように想定し、どのような目標を設定し、実現に向け、どのような施策を講じるのでしょうか。質問します。
 また、定住人口・交流人口増加策については、現状では、観光施策やイベント施策を通じた交流人口増加策に力点を置いていて、その成果が上がっているように見受けられますが、鳴門市の定住人口の減少が進む中、人口問題について、どこに力点を置いて、施策展開を図る方針なのでしょうか。

 次に、新庁舎建設事業について
 新庁舎建設基本計画について、であります。
質問の内容としては、
場所の選定、面積及び財源について
現在の本庁舎の存続、廃止について
その他の分庁舎や水道会館などの方向性について
それぞれに質問します。

 今、待ちに待っていた事業が始まろうとしています。鳴門市の新しい庁舎の建設であります。
 ここ二十年あまりになります。県内や県外の市役所に視察に行ったとき、それぞれの市役所の建設理念に接して、すなわち、どのような方針で、市の庁舎を建設したのかを聞きながら、鳴門市も早く立て直したいものである、と思っていました。
 特に、平成10年2月に視察した、静岡県掛川市の市役所を見た時、建て替えに至った経緯を聞いたときの感動は、忘れられません。
 新しい市庁舎を少し離れた所に建設すると言うことになって、現在、庁舎のある近辺の方々は、移転を反対しました。一方、新しく迎える方は大歓迎となりました。
 そして、新しい庁舎には、基本理念として、
➀市のシンボル・ランドマークとして、独自性・文化性を追求した市民の「誇り」になる建築。
➁住民・市民主体の市政を推進するためにサービス機能、シンクタンク・情報センター機能を発揮するにふさわしい空間構成。
➂生涯学習のふれあいの場が多く、一目見てわかりやすく、しかもエコロジカルで、将来の発展に柔軟に対応できる一体感の演出。
 の理念の下、
➃生物循環パビリオンと下水処理場と3点セットで万緑化の生涯学習総本山パークを形成すること。
 すなわち、市役所に隣接して、下水処理場を併設すること、となりました。
 そうしますと、今度は受け入れる側が反対となったそうであります。新しい市役所が移ってくるのは歓迎するが、下水処理場は、いわゆる好ましくない施設であり、新しい市役所に隣接して立てるなどは、考えられない、というのでありました。
 しかし、最終的には、新しい市庁舎に下水処理施設が隣接されて、建築されました。

 鳴門市は、どうでしょうか。新しい場所の選定にあたって「鳴門市公共施設等総合管理計画」において、本庁舎というのは市民サービスの拠点施設であり、災害発生時の拠点施設であるから、現行施設が平成35年度に耐用年数である築60年目を迎えるので、今後10年以内の更新に向けた検討を行うこととします、として基本理念としては。耐用年数の更新ということ、これから始まったのであります。
 そして、平成30年4月、新庁舎建設基本計画の策定スケジュールが示され、策定作業に入り、様々な資料が作成されて、鳴門市新庁舎基本計画検討委員会・有識者会議に提示され、また、市民から意見を聞いたり、市民アンケート調査をしたり、議会ではワークショップを開いたり、基本計画の素案をパブリックコメントにかけたりしながら、この平成31年1月、新庁舎建設基本計画が出来上がったのであります。
 ここで●質問です。
 ただ、質問内容が、市議会の全員協議会などで議論された項目も、何点かありますが、その点、ご容赦願います。

 まず、場所についてであります。市庁舎は市民サービスの拠点施設であり、災害発生時の拠点施設である、との理念でありながら、なぜ、四つの場所の候補地の内、地震による影響などで、液状化危険度のかなり低い旧衛生センター敷地を選定しなかったのでしょうか。免震構造にするから、地震の時には、倒壊の心配はない、とのことでしょうか。

 面積についてでありますが、これからの鳴門市の人口の推移、職員数の推移からして、この面積でいいのでしょうか。
 また、いわゆる付属面積の概略が示されていないように、見受けられます。

 財源についてでありますが、構造計画が確定されていない、すなわち、基本設計の段階で、構造種別を決定しますと言うことでは、61億から62.2億程度の財源計画は、少しばかり判りにくい計画ではないでしょうか。
 また、新庁舎建設事業費を含めた、対策費用が約104億円とのことであり、その他に、設計や地質調査、付帯工事、備品購入費などの経費についての詳細は、基本設計以降に、試算を行うとなっていますので、財源、必要な費用、総額はいくらになるのかは、まだ未定である、ということなのでしょうか。

 次に、現在の庁舎の存廃について、現庁舎を残すには、市民の理解が必要不可欠であり、市民アンケートの結果などを踏まえれば、現在の庁舎を残すことは困難である、とのことで、有識者会議と市民アンケートの意見により、取り壊すとの結論である、ということでしょうか。

 次に、新しい庁舎の完成後に残る施設として、「分庁舎」「うずしお会館」「水道会館」「旧教育委員会棟」「立岩倉庫」については、今後の個別計画の中で、方向性を検討すると言うことですが、その後の、維持費や解体費用などは、別途に予算が伴うということになり、それも今は未確定である、ということでしょうか。

 また、解体を予定されている「共済会館」「保険課」「旧鳴門簡裁」「旧堀部邸」の解体費用、その財源なども、今後の個別施設計画の中で検討する、ということでしょうか。

 以上、ご答弁により、再問します。

【答●弁】
人口構造についてですが、
本市人口は、年度末の住民基本台帳人口によると、平成9年度末の65,823人をピークに減少に転じ、平成29年度末現在では58,120人となっており、近年、毎年約500人から800人のペースで減少が続いております。

また社会動態では、転出超過の傾向が続いており、住宅供給や子育て環境、周辺地域の都市化等の要因があると考えられますが、近年、特に、20代から30代を中心とした子育て世代の県内他地域への流出が顕著となっております。

既に、本市の人口ピラミッドは、団塊の世代をピークに人口が減少する「つぼ型」となっており、次第に団塊の世代が後期高齢者となり、出生数が約300人程度の水準であることからすると団塊ジュニア世代が高齢者に達する2040年頃には、樹木に例えると幹が極端に細い形状となり、社会の担い手が更に不足していくこととなります。

医療や介護などの社会保障費の増大、認知症対応、医療介護従事者の不足や生活支援体制確保といった少子高齢化に関わる問題に加え、経済規模の縮小、社会インフラや地域コミュニティの維持など、複層的に顕在化する様々な課題に対し、行政として、限られた経営資源の中で早急な対策が求められる社会経済状況になるものと認識いたしております。

こうした状況を、できる限り緩和し、社会活力を維持していくためには、出生数を増やす取り組み、人口ピラミッドの根元を太くすることはもとより、進学、就職、結婚、出産等のライフイベント時に居住地として選択してもらえる環境を整えること、あるいは都市部からの移住施策の推進など、幹の胴回りを太くする施策を推進することが、高齢者を支えていく観点も含めて重要となります。

直接的には、子育て世代への経済的支援や保育環境・教育環境の充実、雇用の確保や若年層が定着しやすい住宅環境の確保など、子育て世代にターゲットを絞った重点的かつ総合的な施策推進が必要と考えております。

また、家族や地域コミュニティを守り育んでいくための諸施策、医療介護の提供体制や移動手段生活支援体制の確保、シルバー世代の社会参加や市民協働・ボランティア活動の推進なども持続可能なまちづくりを進めるうえでは欠かせない取り組みと考えております。

加えて、地方創生推進交付金で新たに創設された移住支援事業や子育て世代に焦点を絞ったシティブランドの構築、ふるさと納税制度のPRと連動した関係人口の創出など、新たな観点からの人口施策にも果敢に取り組むことで、本市に対するイメージを変えていきたいと考えております。

次に、定住人口・交流人口対策についてですが、
本市では、「鳴門市人口ビジョン」の実現に向け、27年度に「なると未来づくり総合戦略」を策定し、本市への愛着づくりや子育て支援、健康増進や雇用・就労環境の整備や移住・定住支援など、定住人口と交流人口、ハード・ソフトの両面から全体で99事業を設定し、人口減少や少子高齢化の抑制に取り組んでおります。

人口変動には、出生と死亡、転入と転出、長寿命化といった様々な要因があることから、対応する施策についても、人口変動に関係性の強いものに加え、間接的に効果のあるものも含めた裾野の広い総合的な施策体系となっており、これまで、定住人口の確保に向け、一定の成果を挙げてきたものと認識いたしております。

しかしながら、本総合戦略が来年度で最終年度を迎える中、人口減少を巡る状況は、より厳しさを増しているものと認識しております。詳細な分析を行いつつ、既存事業の取捨選択より直接的に効果を発揮する分野への重点化、財源確保にも留意しながら、戦略的で効果的な人口減少対策の再構築を進めてまいります。

【答●弁】
場所の選定、面積、財源についてですが、
@ 本市では、市内に分散する各種庁舎の集約、早期の耐震性能確保を目指した新庁舎建設を基本方針と定め、平成31年1月「新庁舎建設基本計画」を策定いたしました。

A 建設場所については、市の自己用地4箇所を、防災拠点・安全性、経済性、利便性、整合性について、防災を重視する観点から、防災拠点・安全性について、1.5倍の傾斜配点をした上で、点数化して評価しました。さらに市民アンケートの結果も踏まえ、総合的に判断し、現庁舎敷地に建設することといたしました。

B また、面積については、新庁舎に配置する職員数を443名と想定し、総務省の起債許可標準面積算定基準による算定等を用いて、10,000から12,000uとしました。なお、この想定規模を踏まえつつ、今後、オフィス環境整備業務の成果等も考慮し、よりコンパクトで機能的な庁舎を目指すこととしております。
C 建設費については、近年整備された免震構造を採用した自治体庁舎における平米単価を参考に、平米あたりの費用を、45万円と設定し、建設工事費で54億〜55億円程度、外構工事費で3億円程度、解体工事費を4億円程度と見込んでおり、合計で61億から62億円程度の事業費を見込んでおります。

D 財源としては、庁舎建設にあたり、国において平成29年度に創設された、「市町村役場機能緊急保全事業」を活用したいと考えております。また環境に配慮した庁舎を目指すことで、得られる補助金もありますことから、今後も有利な財源について情報収集し、市の負担の軽減に努めたいと考えております。

次に、現庁舎の存廃についてですが、
E 現本庁舎につきましては、京都大学名誉教授であった故増田友也氏によって設計され、DOCOMOMO日本支部の選定する近代建築145選に選ばれるなど、一定の評価を受けております。

F その存廃につきましては、基本計画を策定する中で、「新庁舎建設検討委員会」における議論を踏まえ、今後の保存・整備にかかる費用や老朽化の状況、観光振興策としての可能性等に加え、市民アンケートの結果等を踏まえ、取り壊しもやむなしと結論づけたものです。
G なお、現庁舎を含む市内にある19の増田建築について、今後、その保存や顕彰について検討してまいります。

次に、分庁舎・水道会館などの方向性についてですが、
H 教育委員会棟やうずしお会館、水道会館の庁舎機能を、新庁舎に集約した後、残された施設活用については今後策定する個別施設計画の中で方向性を検討していくこととしております。

I 現在の想定としては、耐震性能を有し、耐用年数まで十分な時間を有する施設でありますことから、施設の長寿命化を念頭に、永年保存文書等のための書庫など、庁舎付帯施設としての活用や、老朽化が進む他の公共施設の機能移転先としての活用など、まずは市内部での活用を検討し、余剰部分が生じた場合は、民間活力の活用等についても検討してまいります。
鳴門市第二中学校 第72回卒業式。 2019/03/09
平成31年3月8日 鳴門市第二中学校 第72回卒業式。

男子35名 女子34名 計69名が、卒業しました。

例年の様に、感動的な式典でありました。学校長の式辞、在校生の送辞、卒業生の答辞、そして校歌斉唱、感極まりました。
卒業生の前途洋々たるを祈っています。

現在でも県立高等学校の卒業式で歌われている「仰げば尊し」と「蛍の光」は、今年も、歌われませんでした。
最近では、高校生になって、卒業式で「初めて聞く」らしく、高校の先生方の歌詞指導は、苦労されている、とのことであります。

これらの歌が、鳴門市の小学校・中学校の卒業式から「消えた」のは、『なぜか』。
その明確な理由は、不明です。

伝統的な、この歌を、なぜに消し去ったのか。出席しているほとんどの保護者(両親や家族)が知っている、自分の卒業式で歌った、これらの歌を、今になって、なぜ、止めてしまったのか。『歌詞が問題だった』のか、これらに『替わる歌が生まれた』のか、不明です。

高校生には十分に「通用する」けれど、小学生・中学生には、「通用しなくなった」のか、不明です。

そのうちに、これらの歌が、消え去るということのないように、願っています。
バングラディシュの人びととの親交。 2019/03/09
今、鳴門市役所の二階「市民ギャラリー」で、バングラデシュとの経済ミッションの時の写真を展示しています。

以下、市議会の質問で、鳴門市との姉妹都市交流を提案した時のものです。

バングラディシュとの交流は、経済界から始まりました。鳴門市内の企業がバングラデシュに工場を建設して、2,500人の従業員を雇用し、友好な関係を築いていることをきっかけとして、平成27年、民間主体の実行委員会が主催して、バングラデシュ舞踊団を夏の阿波おどりに招待して、阿波おどりとのコラボレーション・共演が行われました。平成27年の夏であります。
 さらに、平成28年4月には、バングラデシュの繊維産業の中心地であるナラヤゴンジ市の市長が鳴門市に来られて、市長や市内の経済関係者と市の政策や産業などについて意見交換が行われました。
 しかし、その直後、7月に、バングラデシュで邦人7人を含む22人が死亡した飲食店襲撃テロがあり、バングラデシュの治安・安全が危惧されるようになりました。
 しかし、バングラデシュ政府は、両国の一層の平和的な友好を、との願いのもと、バングラデシュ舞踊団と阿波おどりとのコラボレーション・共演、このイベントをバングラデシュ人民共和国文化庁の公式行事、いわゆる国家行事としたいとの要望があって、昨年の平成29年8月にバングラデシュ・阿波踊りプロジェクトが開催されました。バングラデシュ人民共和国文化庁の公式行事として、バングラデシュ舞踊団が鳴門市と徳島市を訪れ、「インターナショナルフェスティバルinうずしおふれあい公園」や「鳴門公園 千畳敷」、そして「徳島中央公園 徳島城博物館」で阿波踊りとのコラボレーション・共演があり、国際交流は大成功でありました。
 同時に、バングラデシュ舞踊団は、NHK「熱演 真昼の阿波おどり2017」に出演しました。
 また、駐日バングラデシュ人民共和国大使館 ラバブ・ファティマ特命全権大使、駐日バングラデシュ人民共和国大使館 商務参事官 モハメド・ハサン・アリフ氏、バングラデシュ人民共和国文化庁 秘書官 ケラモット・アリ氏、日本バングラデシュ協会 会長 堀口松城氏、日本バングラデシュ協会監事 河合卓雄氏が、鳴門市役所へ「表敬訪問」されて、市長、副市長、市議会議長に対して、ラバブ・ファティマ特命全権大使から、「両国の踊りのつながりだけでなく、鳴門市からの公的なバングラデシュ訪問の要望」が出されたのであります。
 そのときに「商工会議所、ニュービジネス協議会などで、経済ミッションとして、バングラデシュを訪問したいので、市議会の方にもご参加願いたい」との意向が示されました。
 そこで「バングラデシュと鳴門市が、文化面のみならず、様々な分野でのつながりを強化していくように取り組んでいく」という合意がなされたのであります。
 そして、鳴門市において、鳴門商工会議所が主催して、NHK徳島放送局、四国放送、徳島新聞社、一般社団協会 日本バングラデシュ協会、ジェトロ徳島、公益財団法人 徳島県国際交流協会が後援する、「日本バングラデシュ経済フォーラムin鳴門」が開催されました。
 バングラデシュ大使館ファティマ特命全権大使の挨拶で開会し、日本企業の進出を支えているJETROの鈴木企画部海外地域戦略主幹の基調講演、バングラデシュで事業を行っている日系企業の代表として富田純弘・富田製薬社長、平石公宣・丸久社長、バングラデシュ人民共和国文化庁の秘書官 ケラモット・アリ氏、駐日バングラデシュ人民共和国大使館 商務参事官 モハメド・ハサン・アリフ氏、バングラデシュのNew Vision Solutions Ltd.会長 モクタル・ブンヤン氏、鳴門教育大 山下学長、徳島大学 高石副学長の方々において「中小規模の日系企業の、バングラデシュへの進出の現状・可能性について」討論が行われ、交流が深まりました。
 そして、平成30年1月13日から18日まで、こちら日本から「鳴門市」とバングラデシュの「ナラヤゴンジ市」との国際的な経済や文化の交流活動をより広く大きく深めるために「バングラデシュ訪問ミッション」として、バングラデシュを訪問し、交流しました。
 訪問者は、中岸敏昭・中岸商店会長(鳴門商工会議所会頭)、富田純弘・富田製薬社長(鳴門商工会議所副会頭)、平石公宣・丸久社長、美馬秀夫・美馬商事社長、銀行の方3名、そして、私、三津良裕の8名です。
 交流を進めることにより国際親善を図り、文化振興や地域活性化、グローバル社会に対応した人材の育成しましょう、など双方にとって着実な成果を上げてまいりました。

 以前も定例会で「バングラデシュとの国際交流」についての質問しましたが、谷副市長から、鳴門市の見解として、次のようなご答弁がありました。
 「全国的な国際交流の状況を見ますと、姉妹都市・友好都市提携による幅広い分野の交流ではなく、経済、医療や環境など、互いが必要とする特定の分野で協力し、相互の発展を目指すことを目的とした交流が増加傾向にございます。このような中、バングラデシュ人民共和国との新たな交流につきましては、相互理解を深めることにより、交流の目的やその形態について共通認識を持ち、地域活性化につなげることが必要であると考えているところでございます。こうしたことから、まずは関係性の深い経済界同士の交流の輪を広げる中で、バングラデシュ人民共和国に対する市民の皆様の関心や理解が高まり、友好が深まっていくことを期待するとともに、経済交流の状況を踏まえつつ、相互発展が可能な友好交流を進めてまいりたいと考えております。」
 このようなご答弁でありました。
 その後、バングラデシュとは国レベルにおいて、益々友好関係が深まっています。
 この様に、官・民挙げての交流が深まる中で、リューネブルク市・張家界市と交流を深めている鳴門市において、バングラデシュとの友好都市提携について、どのように考えておられるか。今後、どのように友好交流を行っていくのてょう、質問いたします。

【答弁】(鳴門市の見解)
バングラデシュ人民共和国との友好都市提携についてのご質問でございますが、
バングラデシュ人民共和国との交流につきましては、鳴門市に本社がある縫製会社が現地に工場を建てたことをきっかけとして、これまでに駐日バングラデシュ人民共和国全権大使やバングラデシュ文化省秘書官など関係者の方々にご来鳴を頂いております。
また、昨年夏には阿波おどりの開催期間に合わせて、民族舞踊団が本県を訪れ、鳴門市と徳島市において素晴らしいダンスを披露していただき、多くの観客に喜んで頂いております。
さらに、今年1月には、市内外の企業、金融機関といった経済関係者など9人で構成されました訪問団がバングラデシュを訪れ、現地での企業視察や行政機関の訪問を行う「バングラデシュ地域経済文化交流ミッション」が行われたところでございます。
この交流ミッションにより、現地において日本企業が急速に進出しているという状況や、日本に対して非常に友好的な国民性であることなどの報告を受けており、少しずつバングラデシュへの理解が深まりつつあると考えております。
友好都市提携につきましては、このような交流が積み重ねられることによって、相互理解が深まり市民の間で提携を求める声が高まることが必要であります。
これまでも友好都市との関係は民間の交流から始まっており、特に関係性の深い経済関係者の皆様方の交流を今後さらに深めていただき、その交流の輪が広がることにより機運の醸成が図られることを期待しております。

今はこのような「状況」であります。

一日でも早く、友好姉妹都市提携が結ばれるように、これからもよろしくお願いします。