平成20年・第2回定例会。20080606。 2008/06/06
6月5日、開会しました。

一般質問日は、6月11日、12日、13日の三日間。
委員会審査は、16日から。閉会は、24日です。

今回の質問の「要旨」は、●市長の政治姿勢(政策案)について、です。
理論豊かな現市長が、どのように「考え」、実際にどのように「行なって」いるのか、昨日の●『市長所信』をもとに、質問します。


すべて、●「市長」に対する質問になっています。


@市の財政状況について
 ・歳入、歳出が厳しいと言っているが、「どこが、どのように厳しいのか」
 ・市長は、現在、どのような対策を講じているのか。

A運輸事業について
 ・市長は、市営バスの民間委託について、その方向性と内容について、どのように考えているのか。

B競艇事業について
 ・経営内容について、平成19年度の赤字決算の「原因と対策」について。市長自身は、経営改善策(政策)を持っているのか。
梅雨、まっただ中。20080622。 2008/06/22
先日、徳島の瑞巌寺の「湧水」を汲んできました。

大きなペットボトル、数十本に汲んでいる方がいました。炊飯にも飲料にも欠かせなくなっています、と言っていました。

鳴門市の水道水が、この時期になると「泥臭く」なります。また、夏場になると「カビ臭く」なります。
それを抑えるために、活性炭を使用しているそうですが、なかなか効果が現れていないようです。
水源の汚れが原因である、とのことですが、おいしく安全な水道水の供給が難しくなっている現実は、将来的に、不安なことであります。

水、農産物、水産物など、私たちが「口にするモノ」について、ここ数年間で、一気に「自然、本物」の良さが再認識されつつあります。

そして、産地偽装、中身混合、不当表示など、守銭奴まがいの商法が許されない風潮が高まってきています。

経済活動(金を儲ける)と環境問題(自然の状態を守る)の接点を見出す政策が、今こそ、地方・地域(国、上からの政策ではなくて)から、求められ、実践されるべき時点まで、来ているのです。
誕生日、でした。20080525。 2008/05/28
昨日、5月24日は、満58歳(数え、59歳)の誕生日でした。

ここまで、過ごしてこられて、感無量です。
また、これからも、日々、刻々と、有意義に暮らしたいと、願っています。

19歳の頃、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで、一気に、幕末の人たちの生き様に関心が深まり、自分はこれからどのようにして生きればいいのか、世のため、人のため、この命、どのように使えばいいのか、自分の「使命」とは、に悩み考え込みました。

また、竜馬が、誕生日と同日(慶応3年11月15日)に、33歳の若さで「暗殺」されたことから、人生は「濃く、そして短いもの」と思ってしまいました。

私が、33歳の誕生日を迎えた時、現在の自分が、いかに「浅く、軽い」人生を送っているものなのか、とギリギリとして気持ちが沈んでいきました。
その頃は、多くの「人生論」の本を、読み漁りました。

それから、何十年と経ちました。

そして、今、まわりの様々な方々に、囲まれ、支えられながら、日々を全うしています。

今日の、第四日曜日は午前中、地元の神社の総代会でした。
境内を清掃して、町内の近況を語り合いながら、地域コミュニティの「連携」を確認し合う日です。

月曜日から金曜日の、午前7時30分から8時過ぎまでは、自転車に乗って、黄色い帽子、グリーンの上着で、小学校区内の「巡回」を続けています。

あれこれと、まだまだ、させていただく「時と場所」がありそうで、ありがたく、感謝しています。
遠き、旅立ち。20080519。 2008/05/19
私は地元の「鳴門信用金庫」に、20年間、勤めました。
その時、上司と部下の関係で、一番に≪ご縁≫のあった『石井俊一』さんが、5月17日午後9時33分に亡くなり、本日・19日、告別式がありました。享年・64歳。

体調の不調を訴え、検査の結果、大腸癌の末期、余命一か月の診断。病院で過ごすより、在宅を希望して、その後は毎日、今までに≪ご縁≫があつた方々に逢いに行き、昔話に花を咲かせて、感謝の言葉を伝えたそうです。

私が、逢ったのは、一か月前の4月20日。言われなければ「少し痩せている」と思われる様子だったのですが、病魔は確実に体内をむしばんでいたのです。

そのような状態の中で、毅然として、「今を生きて」いました。

武士のごとく、悟りをつかんだ行者か僧侶のごとく、凛々しい姿でした。
余命を一か月と宣告されて、このように「居られる」、その精神力は、どのような「力」だったのでしょうか。

あの姿、笑顔、声は、私は絶対に忘れないでしょう。

   今まで、ありがとうございました。
                         合 掌
春、近し。20080311。 2008/03/11
ここ数日は、すっかり、春らしい陽気に包まれています。

家の窓から見える、近くの山の木々も、冬のコートを脱いで、春の装いをつくろい始めています。

暑さ寒さも彼岸まで、という言葉のように、季節のめぐり合わせは、毎年、確実です。

  年々の「花」は同じなれど、年々の「人」は同じならず。

今年の「春」も、2度とない貴重で贅沢な「春」です。感謝の気持ち一杯に、春の訪れを迎えましょう。
平成20年度 第1回定例会。一般質問の要旨。 2008/02/21
今回、私の質問の日は、現在の予定では、一般質問の日程の三日目・2月27日、午後1時からです。

●質問の項目(事件名といいます。)は、

@入札制度について。

A長期継続契約と財源措置について。

BCIO補佐について。


●質問の要旨としては、

@-1 入札結果の情報公開のあり方について。
@-2 入札情報(入札結果をふくむ。)の一元的な公開を
    定める条例制定について。

A-1 長期継続契約の問題点について。
A-2 契約と財源確保の法的関係について。

B-1 ソフトウェアの長期継続契約について。
B-2 CIO補佐業務の成果について。

●質問の基本姿勢は、鳴門市の行政の、@「説明責任」、A「情報公開」、B「法令遵守」の【現況】を確認すること、であります。

◎入札結果について、「法」に従って、公開されているのかどうか。
◎そのように「できていない」のであれば、できるように、早急に市議会から「条例を制定」しますよ。

◎自治体の「単年度会計原則」の例外である長期継続契約の、鳴門市の「実態」は、適法に「運用」されているのかどうか。

◎多額の予算でもって導入したCIO補佐業務の「成果」を検証してみます。例として、鳴門市立図書館システムの契約について、その「内容」を検証します。
これからの地方議会改革。20080125。 2008/01/25
先日の徳島県下・市議会議員研修会での講演「テーマ」。

現在の鳴門市議会が「取り組んで」いることばかりですが、鳴門市の行政にも関連するので、講演の一部をご紹介します。


●1) 鳴門市が変わるべきこと。(五つのポイント)
@市長が変わること。「改革の規範となること」。
A市議会が変わること。「チェック機関から、立法・決定機関へ」。
B職員が、「予算執行員」から「政策マン」に変わること。
C住民が変わる。「行政へお任せ意識から、参画・責任の主体者へ」。
D経営が変わる。「事務遂行型」から「政策立案型」へ。

●2) 議会活動の問題点。
@民意を充分反映しているか。
A政策・立法活動が不十分。
B監視・統制機能も不十分。
C議員定数、議員報酬が適正か。
D女性、サラリーマンが少ない。

●3) 議会改革
@立法・制作能力の向上。
A議会の自立性の確立。
B議会スタッフの充実。
C監視統制機能の強化。
D開かれた議会づくり。


今までの市議会は、≪簡単な過程で≫、理事者から提出された「議案」を審査して、「予算」を認めて、「決算」で承認してきました。

鳴門市の財政が、ここまで「逼迫(ひっぱく)」して、いつ何時「倒産するか」が知れない状態にまで、市議会が≪黙りこくっていた≫時代は、終焉しました。

正に、平成17年12月18日、解散・選挙の日から、鳴門市議会は、本来の、正常な、市議会に向けて「大改革」を進めてきています。

立法活動としては、議員倫理条例の制定、そして、今後、議会基本条例の制定に向けて、活動しています。

政策活動としては、たとえば、市バス事業の「転換」を「事業案」を示して、提案しています。

確実に、鳴門市議会は、改革が進められています。

次回の「定例会」は、平成20年1月18日に開会します。
皆さん、大挙して、議会に傍聴に、お越しください。
ノーベル平和賞。相撲。ボクシング。20071013。 2007/10/13
★ゴア氏、ノーベル平和賞。
 地球温暖化の危機を訴えてきたアル・ゴア氏に、ノーベル平和賞が授与されるニュースが全世界を駆け巡りました。
 彼は2000年のアメリカ大統領選挙で、小差で、現大統領のブッシュ氏に敗れてから、地球温暖化を警告する活動を続けてきていましたが、やっと、ここで彼の、その存在意義・価値が認められ始めたことになります。
 あの大統領選挙では、フロリダ州の「様子」が、当落を左右しましたが、その後の現職の政治活動を、TVニュースからだけですが、その情報ネットを通して観ていると、これが「アメリカ大統領なのか?!」「これで務まるのか??」との感慨を持ち続けてきたものです。
 ●今、何かが、変わりつつあります。真っ当で、本物に近い「かたち」が再生されつつあります。

★モンゴルの横綱が、休養中です。
 相撲は、国技です。国技での横綱とは、日本国の成り立ちを知って、相撲の意義・意味を知って、土俵入りの意味も知って、横綱や大関、関脇、小結の(歴史的な、本当の)意味を知っていてこそ、務められる立場です。そのことを、日本国では、昔から「心・技・体」という言葉で、示してきました。
 技だけ、勝ち負けだけを求めるなら、相撲は必要ないのです。
 ●今、何かが、変わりつつあります。真っ当で、本物に近い「かたち」が再生されつつあります。

★舌争(リングの外で、言葉でののしりあうこと)の愚かさ。
 下手なパフォーマンス、下品な言葉、下劣な態度を、ボクシングの本質のように据えていた若者が(誰かから、そのように「すること」を指示されていたかも知れませんが)、負けました。
 試合の途中に、ボクシングにない「技」まで披露して、負けました。
 ●今、何かが、変わりつつあります。真っ当で、本物に近い「かたち」が再生されつつあります。
「いのち」の意義。20070925。 2007/09/25
テレビのニュースに、連日「殺人事件」が報道されます。

感情的になって親が子を、子が親を、また、通りすがりの人を無差別に殺傷する事件が多発しています。

「政治に空白は許されない」として、参議院選挙に大敗した後にも、その「お役」を「抱えて」いた安倍首相が、突然に「放り出し・辞任」し、日本国の政治組織がガタガタになっている現状で、この上に、いや、それ以上に「国民のいのち」が軽んじられている現状を、どのようにして「建て直し」ていくのか、と憂慮すればする程、「国会のお役」に一喜一憂して場合でしょうか、と言いたくなります。

世界の「紛争」状況を見れば、国家レベルにおいて、日本も、その対応に直面していますが、と同時に、毎日の生活において、国民の「情緒」が不安定である状況に直面しているのです。

戦前、戦中と比較すれば、ひとり一人の安全で安心した日常生活が、これほどまでに保証されているにもかかわらず、何が原因で、このような「いのち」の事件にまで発展するのでしょうか。
その元は、経済(金銭)的なものか、病(感情)的なものか、また、社会的な様々な要因があるのか…。

私は、憂鬱な中で、その解決の「1つ」として、次のように考えます。

今、私たち日本国民は、何となく不気味な不安を抱えた日本社会で暮しています。
国においては、マスコミの報道方法について、また、エロ・グロ・ナンセンスなテレビゲームやインターネット配信について、もっと真剣に「規制」を検討して欲しいと。
そして、ひとり一人の生まれてきた意味、生きている意義を教える「話」の場をつくって欲しいと。
日本の伝統・文化に根ざした「こころの話」を伝える場を広げて欲しいと。
本会議の「ライブ」放送。20070908。 2007/09/08
画期的なことですが、この第3回定例会から、本会議の「様子」がインターネット配信されます。

●市役所・理事者側は、嫌がっていましたが、議会から「ガンガン」と進めてきました。
 素晴らしいことです。数年前の市議会では、とても、とても、実行できなかったことです。
第3回定例会。一般質問が決まりました。20070908。 2007/09/08
■質問の項目が決まりました。
 @市長の「債務保証」、歳費の差し押さえについて。
 A鳴門市出資法人の、議会への「決算報告」書の形式について。
   ・財団法人鳴門地域地場産業センター
   ・鳴門市開発公社
   ・鳴門市観光コンベンション株式会社
 B幼稚園・小学校・中学校の抱えている「課題」について。
   ・校舎の耐震対策、子どもたちの「防犯」対策について。
   ・学校の「統合」「廃合」について。
   ・二学期制度、完全学校五日制度について。

●質問の「日・時」は、平成19年9月12日、午後1時からです。

★今回の定例会から、本会議場の様子が、インターネットでライブ中継放送されることになりました。
 「鳴門市役所」で検索してください。そして、鳴門市役所のホームページの中の「市議会」から、アクセスできます。
 どうぞ、ご覧下さい。
第3回定例会。一般質問。20070828。 2007/08/28
予定している質問の概要は、

@市長の「歳費差し押さえ」問題について。
(徳島新聞、平成19年7月11日・報道記事から)

A市長の「職業倫理」について。
(市民や議員、団体からの「働きかけ」への対応)
(三親等以内の親族の雇用状況)

B市長の「マニフェスト」について。
(選挙後、この数ヶ月間の選挙公約の実施状況)
(説明責任、法令遵守、情報公開についての姿勢)

C住民自治条例と自治組織について。
(市民意識、自治意識、組織体制)

D予算書・決算書の「あり方」について。
(「市民」が見て、すぐに解かる予算書・決算書)
(「説明資料」の内容と、その位置付け)

E教育問題について。
(週五日制、二学期制、統廃合、耐震化対策、防犯対策)
議会の日程。20070821。 2007/08/21
平成19年第3回定例会・日程。

8月27日 午前10時 議会運営委員会
9月 4日 午前 9時 予算決算委員会
   5日 午前10時 開会
  10日 午前10時 一般質問
  11日 午後 1時 一般質問
  12日 午前10時 一般質問
  13日〜委員会審議
  27日 議会運営委員会 全員協議会
  28日 全員協議会 議会運営委員会 閉会
  

人材育成機関。20070817。 2007/08/17
今日の読売新聞から。
【今年度中に改定が予定される小中高校の学習指導要領について、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は16日、基本方針を「ゆとり教育」から「確かな学力の向上」に転換した上で、自分の考えを文章や言葉で表現する「言語力」を全教科で育成していく方針を固めた】

日本で生まれ、日本社会の中で生活していくなら、日本社会人としての「訓練」を受けなければならない義務がある、とするのが「義務教育」であるかのように、ここ何年間か、「国家教育制度の改訂や変更」が続いています。
(義務教育とは、保護者が子どもに教育を受けさせる『義務』があることです。子どもが学校に通う『義務』がある、ということではありません)

当然、『確立された社会システム』の中に入って、労働への対価である紙幣を使う日常を過ごすとするならば、「どこそこ」の学校を卒業、「なになに」の資格を持っていることが前提となり、そのためには、国家が統制する学校に通う必要があります。

その学校の教育方針が、学校週五日制になろうが、キャッチフレーズが「ゆとりの中で生きる力をやしなう」であろうが、「地域に根ざした学校教育」であろうが、「確かな学力の向上」になろうが、結果(卒業して)、子どもたちが『確立された社会システム』の中に入っていけるなら、何も心配はありませんが、ここ何年間かの「ゆとり、…云々」は、見事に、心配が的中する結果でありました。

文部科学省のある偉いお方が「ゆとり、…云々」を言い始めた時、多くの現場の方々(教師、保護者)は、「一部の、東大志向の支配者と、その他大部分の一般大衆とを分離する政策である」と感じていましたし、事実、その偉い方は「そのとおりです。それでいいのです」と言っていたのです。(ゆとりの中で、勉強する者こそが東大へ、ゆとりを遊びに転化する者は、それなりに、という意味でありました)

結果、子どもたちの【自分の考えを文章や言葉で表現する「言語力」】や【文章表現力や思考力が低下】したのです。

結果、『確立された社会システム』に「ヒビ」が入って来ているのです。このままでは、システム崩壊までの危機に達しているのです。一部の、東大志向の支配者だけで、システムが維持できるほど、簡単なシステムでなくなってきているのです。

「ゆとり」時間を、たっぷりと「テレビケーム」に消費した、消費している次の世代が、今から、日本社会システムの中心に座ります。

今さら、文部科学省のその偉いお方に「反省文」を書いていただいても、如何ともしがたいのですが、円周率は、「3,141592…」の数字で教えずに、「約3」でいいですよ、古典、漢文など「暗記」は要りません、そして、その延長上に「童謡、唱歌」を歌う機会がなくなってしまいました。

子どもたちの持つ「成長したい力」、「知りたい力」、「覚えたい力」などの様々な『力』を、「ゆとり、…」で消し去ってきたのです。
2重の虹。20070811。 2007/08/11
先日(8/7)夕刻、東の空に、虹が出ました。
久し振りの虹、それも二重でした。

虹が出ているのを見て、急いで近くのコンビニに、車を停めました。
携帯を構えて、撮ろうとしていると、周囲でも何人かの人たちが、虹の方向に携帯を掲げていました。

日頃は、全く見えない「光の色」を、「虹の現象」を通して、見ることが出来ます。

地上から見ると、黄色、赤色など、大きくは4、5色が、識別できます。
「光の色」は、一体、全体で、何色の数になるのでしょうか。

そのような「色」に包まれていると感じながら、何回もシャッターを押していました。
自覚と、生きざまと。そのA。20070803。 2007/08/03
阿久悠氏は、「また逢う日まで」「ジョニィへの伝言」「宇宙戦艦ヤマト」「北の宿から」「津軽海峡・冬景色」「時代おくれ」などを作詞しました。
どこから、このような「文句、言葉」が浮かんできたのでしょうか。

以前に、阿久悠氏が、あるインタビューに、
『これからの時代、「津軽海峡・冬景色」の詩は、創れません。なぜなら、その「風景」が無くなってしまっているから。たとえ、創れたとしても、大衆が理解できないでしょう。その「風景」が無ければ…。【上野発の夜行列車 降りた時から 青森駅は 雪の中 … 私も独り 連絡船に乗り … 津軽海峡 冬景色】の詩も、連絡船から見える景色が無くなったら、詩も浮かんでこないでしょう。また、詩として創れても、皆さんが理解できない景色ならば、歌は広がりません…。』(私の意訳)

昭和の景色とともに、生きた阿久悠氏。昭和の景色を歌謡曲の歌詞でもって、見せてくれた阿久悠氏。

見事な生きざま、でした。
自覚と、生きざまと。20070803。 2007/08/03
2007/8/2の新聞・朝刊トップ記事から。

@『安倍首相、対応の誤りを認めて、赤城徳彦農相を更迭』

A『日本相撲協会は、けがで夏巡業への休場届を出しながら、故郷のモンゴルでサッカーをしていた横綱朝青龍に2場所出場停止、謹慎、4ヶ月間・30%の減俸を決定』

B『作詞家・阿久悠さん死去、5千曲以上の作品をつくり、昭和歌謡曲黄金時代…』

「立場」と「お役」への自覚について。
その人が、その立場とそのお役に「未来永劫」「永遠に」就いていることは、ありえません。
また、その人でなければ、「絶対に」、その立場とそのお役が務まらないということも、ありえません。
しかし、安倍首相と、朝青龍と、阿久悠と、この3人の方の「立場」と「お役」を観れば、その人でなければ「出来ない事」が、1つ2つ、それぞれの方に、あります。

で、あるのに、安倍首相と朝青龍には、その「自覚が欠如」しているのでしょうか……。

 (以上、敬称、略します)
政党選挙の参議院選挙。20070730。 2007/07/30
参議院議員の選挙が、完全に、政党色そのものの選挙と化してしまっています。
政党選挙ですから、候補者個人の資質・経歴・信条よりも、当然に「政党の政策の是非」が問われた選挙になりました。

与党・自民党の最近の問題として、年金記録の不備、政治資金、特に事務所費、大臣たちの「失言」などは、【国民の日常生活に伴う常識や、政治家に対する無垢な信頼】を、ことごとく粉砕してしまいました。

この状況・条件では、自民党の『大勝』は、有り得ません。議席が『ゼロ』にならなかっただけでも、幸いなことです。

参議院議員選挙が、衆議院議員選挙と同様な、このような【政党選挙】で良いのでしょうか?

本来、衆議院議員の選挙が持っていた、与党政党の政治手法への審判が、参議院議員選挙でも争われることになりますと、再び、参議院の存在そのものの「必要性」が論議される事にもなります。

私の持論は「参議院は、全国知事会で代用できる」です。そして、県議会は、県下の市町村長会で務まる、であります。

市町村の合併で、一気に、市町村議員の「数」が減りました。合併の前に議論された、合併の欠点や市町村議員の数が減ることへの危機感が、どの程度まで事実であったのか、どうか、まだまだ「検証」する時間が必要ですが、どのシステム・体制も「不変」でありえません。

参議院の存在の意義・意味・意図、そして参議院議員選挙の「方法」を、真剣に討議すべきであります。
夏の太陽。20070722。 2007/07/23
瀬戸大橋からの太陽です。

ぎらぎらと輝く、夏の太陽です。すべてのものに、恵みをふりそそぐ、太陽です。

台風や地震、集中豪雨の脅威を受けた、恐怖の一ヶ月でした。
大量の「クラゲ」が異常繁殖したり、通常は獲れない種類の「魚」が大漁だったり、春からすぐに初夏のような日差しになったり、地球規模の『異常』が顕著になってきています。

その中で、食料、特に農作物では『自然栽培』、海産物などでは、養殖ではなくて『自然捕獲』の【凄さ】が、見直されつつあります。

太陽を中心にした、自然なサイクルの季節感が、改めて、当たり前のこととして、復活してきています。極力、人工を抑え、自然を大切にする動きが広がってきています。
今に来る「分解社会」。20070709。 2007/07/09
『日本国は、借金大国である』と言われて、久しい、国の財政が多額の借金で賄われている、というのです。

【国】って、何ですか? 【国の借金】って何ですか? 【何の為】に、【どこ】から、【どれほど借りて】いるのでしょうか?

現在で、【国の借金】は、約768兆5470億円、1家計に計算すると、約1634万円の借金になります。
当然に、一般の家庭なら、崩壊、離散の危機となります。

とは言え、私たちには実感がありません。

国の予算(財政)が『火の車』なら、国民ひとり一人が、なぜ、困るのでしょうか?
この借金は、いつ、だれが、どのようにして、だれに、返済するのでしょうか?

★高齢者の『独居』が、深刻な問題になってきています。
 ●年金の問題(国の管理は、間違いないのか?)。
 ●死亡した時、住居内の家具などの処分の問題。
 ●預金通帳などの(金融機関などの)管理の問題。
   解約できるのか。残高を、誰が、誰に知らせるのか。
 ●土地・建物の相続の問題。

★食品の『生産偽装』『販売偽装』が、深刻な問題になってきています。
 ●「金」を出しさえすれば、食物が手に入る社会は、正常な社会なのか?
 ●「金」さえあれば、食物を生産する、例えば「農地」が全く無くなっても、いいのか?

最近の日本社会、何か、ちょっと、違ってきてませんか? このままで、次の世代、次々の世代に、受け継いでいいのでしょうか?

不安です。不気味です。
徳島新聞の「記者席」から。20070702。 2007/07/02
先日、平成19年6月27日の徳島新聞、3面に載っていた「記者席」の記事から。

『徳島市議会の6月定例会が閉会した。同市議会の定例会を最初から最後まで取材したのは初めてだったが、本議会の質問まで理事者側が用意するといった、県議会で時折見受けられた光景が少なかったのは、良い意味で新鮮な驚きだった。…、本会議では代表・一般質問が繰り広げられたが、理事者側も当り障りのない答弁を繰り返し、盛り上がらない。…、理事者に舌ぽう鋭く迫り、県内の市町村をリードする姿勢を見せてほしい。』

鳴門市では、ここ何年間か、市の重要ポストに、県庁から、職員を『出向』してもらっています。
助役、政策監、総務部長、競艇事業担当、などなど、どれもこれも、市長職に次ぐ、最重要ポストです。

その方々の「市政への姿勢」は、当然に「県政での経験がベース」になっているようです。
従って、二言目には【県では…、県庁では…、県議会では…】の文句が入ります。

前述の「記者席」の記事からも知れるように、県議会議員の【質問】原稿を、答弁する理事者側が作成することがあった、ということからしても、果たして、県職員が市町村に『出向』する意義・意味は、何なのか、と考え込んでしまいます。

事前のすり合わせ、根回し、などなど、良いも悪いも、職員との間で「ツー・カー」、「阿吽の呼吸」を身に付けてこそ、ご立派な【先生「議員さん」】ですよ、というのが、実態なんでしょうか。
恍惚の人。有吉佐和子。20070626。 2007/06/26
読んでいます。

発行は、昭和47年10月です。

私の父は、平成4年9月に、病気で死にました。
昭和50年7月、73歳のとき、病気になり、その後、同居の家族は、約17年余り、在宅看護をしながらの毎日でした。

父には、認知症、アルツハイマーの症状はありませんでしたが、家族の中に、病人がいると、それだけで、家族各々の生活リズムは、父に合わせたテンポが、強いられました。

当時には、高齢者の病気やケガに、認知症などが併発すると、どのような「日々の生活」になるのか、想像もつきませんでしたが、私自身、この歳(57歳)になって、介護するより、介護される側に近づき始めたことを、日常の様々なケースで、実感するようになると、今から、しっかりと【老後の暮し方】を見定めていないと、周囲のものに、多大な迷惑をかける…、そのような『厳しい』自覚が芽生えつつあります。

今、この小説を読みながら、このように考えています。
資源ごみ回収。20070623。 2007/06/24
昨日、6月23日・土曜日は、町内の「資源ごみ回収日」でした。
毎月、第4土曜日に回収作業をしています。

平成7年に、町内の神社の横に【集積所】をつくりました。
町内の方が、随時、好きな時に、ここへ持って来てくれます。

『資源サイクル』となる、アルミ缶、スチール缶、ダンボール紙、新聞、雑誌を集めて、業者に手渡しています。

家の中で、分別して保管しておくにも、保管場所に苦労します。
特に、ビールのアルミ缶などは、空き缶が何十個にもなると、すぐにでも出したくなります。

ここでは、上勝町の方式のように、収集車の日程に合わせるのではなくて、出したい「その時」に持っていけば、いい、ということです。

【集積所】を拡大して、その他の『ごみ』にも、【この方式】を採用したいのです。
家庭の中で『分別しておく』のではなくて、各自で、まるまる【集積所】に持って行って、【集積所】の中で、各自で、その時に『分別する』という方式です。

この町内に、モデル事業として、始められないか、検討しましょう。
今日の新聞記事から。20070618。 2007/06/18
この写真は、伊予西条の祭り風景です。

以下、本日の徳島新聞の記事から。

阿南市富岡町の三石神社の秋祭り。江戸時代から続く『だんじり』の記事。

まちかど図鑑を作った岡山大学の谷口教授。『ありふれたまちかど図鑑』。

阿南・見能林町林崎の正八幡神社の農村舞台。『修復工事を進めていて、八月には、人形浄瑠璃公演』。

三好市東祖谷釣井の国指定重要文化財・木村家住宅。『かやぶき屋根、23年ぶり、ふき替え作業』。

以上。

昭和30年代ころから、全国的に、「拝金主義・バブル経済の勃興」と反比例した、「伝統文化の衰退、日常生活様式の転換」が始まりました。

その中でも、地域で、日常生活で、受け継がれてきた『モノ』が、今、改めて、『日本的な、大切なモノ』として、見直されています。

その基本には、『人の生き方』の見直しが始まっているから、と感じます。
聖武天皇の願いとは…。20070615。 2007/06/15
東大寺の起源は、古い。728年(神亀5年)、聖武天皇が早世した皇太子・基(もとい)親王の菩提を弔うために、現在の東大寺上院付近に山房を立てたのが始まりとされています。

聖武天皇の大仏建立の発願のもとになったお経が、『華厳経』です。
経典には「一即一切、一切即一」を説いています。
『盧舎那仏を中心とした、蓮華蔵世界を理想の世界とする』としています。

聖武天皇は、盧舎那大仏を東大寺に建立して、この人間世界が、蓮華蔵世界となるよう願っていたのです。

時代は変われども、この世に生きる「命あるモノ」の願いは、1つです。
この世に命ある間、『あぁ、生まれてきて良かった、あぁ、生きていて良かった、あぁ、ありがたい、あぁ、生きるって、楽しい』と実感できることです。

今日まで残っている、数々の経典、数々の寺院、数々の仏像が、歴史上、長きにわたり、存在して来た『意義』は、すべて、この「生きる実感」に行き当たります。

なのに、なぜ、近年の、政治家、官僚、官庁、そして、大手企業などに、「人間らしからぬ、恥知らずな振る舞い」が頻発しているのでしょうか。

人生の目的を、単に、現在の社会機構の中の「地位、名誉、財産を得んがため」と思い込んでいる人間が多くなったからでしょうか。

聖武天皇が、人の命のはかなさを「悲嘆」し、人の理不尽な定めに「畏怖」し、そして、蓮華蔵世界を「祈願」した、その願い…。

奈良の大仏さんを見上げれば、天皇の万世平和への願いが、どぉおんと、伝わってきます。
質問の概略、答弁の概略。 2007/06/13
平成19年第2回定例議会で、会派代表質問をしました。

質問の概略は、新市長の@「情報公開」、A「法令遵守」、B「説明責任」についての【政治信条】を聞きました。

@このたびの市長選挙から、公費で作成される「マニフェスト(選挙公約)」を配布してよい、ということになりました。
新市長は、『私の政策・マニフェスト』という【後援会資料】とは別に、この、公費の「マニフェスト」を配布しています。
「マニフェスト」と名前の付いた【もの】が、2つ出回ったわけであります。
定例会開会日の市長所信において「37項目のマニフェスト(選挙公約)」と言うものですから、37項目が、どこに記載されているのかと探したら、公的な「マニフェスト」には「37項目ものマニフェスト」は載っていません、まさか、後援会に配った『マニフェストの中の37項目』のことを、【公的な約束】と見なしていいのですか? このような質問でしたが、答弁は、意味のよく分からない内容でした。

A市職員への《不当な》「働きかけ」に対する、対応の仕方について、取扱要綱がありますが、要綱でなく、条例化したらどうか、と質問したのですが、要領の得ない答弁でありました。

B議員の「政務調査費」に関して、鳴門市議会議員は『【年】間・30万円』『領収書と報告書の添付が【義務】』でありますが、徳島県議会議員は『【月】額・25万円』『領収書の添付は【不要】である』。
このことについて、4期15年余りの県議会議員の期間、この政務調査費について、説明する責任、公開するように、どのように取り組んだのか? との質問には「議会の総意だったので…」、これまた要領の得ない答弁でありました。

結論として、【数値(予算額)】、【期間(目標)】は、すべて【前】市長の政策・信条の【全面的】な『踏襲である』、という印象であります。

それならば、健康に不安の無い、失政の表面化していない【前】市長は、なぜに、突然に、引退する必要があったのでしょうか?

不思議な市長選挙、不思議な禅譲、不思議なマニフェスト、新市長の不思議な市政がスタートしました。

まさしく、これから、です、夕張市のようにならないように、です。
平成19年第2回定例議会、質問項目。20070606。 2007/06/06
●会派「輝」の代表質問として、次の項目について、質問します。

●質問の日は、平成19年6月11日(月)の午前11時前後から、約1時間を予定しています。

●前回、前々回の定例議会の質問から、事前に、こちらの質問内容を詳しく伝えて、事前に、理事者側の答弁をもらっておく、という「打ち合わせの形式」を改める方向でやって来ました。
しかし、中途半端でありましたので、今回から、極力、「下記の通告」だけで、「打ち合わせ無し」の質問をする方向で、考えています。

●今後、鳴門市議会においても、他の市町村議会で取り組み始めている「一問一答方式」を取り入れることを考えれば、【当然の試み】として、試行してみる価値があります。

●ましてや、新市長は、県議の経験が豊かであり、「私のライフワークは【地方自治】であります」と言われるのですから、生の声をお聞きする機会として、本会議の「会派代表質問」は「打ち合わせ無し」でいく方向になって欲しいと願うばかりです。

《質問内容》

★鳴門市長選挙について。
 @マニフェスト(選挙公約)について
   1)公約の中身について
 A選挙と得票率について
   1)公約への承認度について   
★市長の政治姿勢について
 @広域行政について
   1)広域行政への考え方と対応について
 A情報公開について
   1)理事者の倫理と情報公開について
   2)入札制度について
 B行政責任について
   1)公共事業の管理責任について
   2)出資団体の経営管理について
   3)財政援助団体への補助金・負担金について
カンヌ国際映画祭「グランプリ」。20070601。 2007/06/01
河瀬直美監督の映画「殯(もがり)の森」が、カンヌ国際映画祭で「グランプリ」を受賞。

早速、先日、「BS」で放送されました。

次回の作品の舞台は、奈良から、タイに移すようです。

タイは、
「仏教が日常に根ざし、日本人が忘れかけているものがあると思う」

このコメントからして、河瀬監督には、日本の「何か」が見えているのではないでしょうか。

漫画家・手塚治虫、小説家・藤沢周平・司馬遼太郎、また、詩人・宮沢賢治など、この方々の残した作品の数々を見たり、読んだりしてみると、彼らも、日本の「何か」が見えていた、としか思えません。

いや、日本の、ではなくて、人の命、人の生き方、生きる目的、そして、人の集団(社会)など、歴史の流れが見えていたのではないか、と思えます。

タイを舞台にした、次の映画が楽しみです。
地球全体の問題。20070528。 2007/05/28
ここ何日かに、黄砂で、空全体がかすんでいた日がありました。
遠くの山並みが、霧におおわれた様ような、異様な光景が続きました。

今朝のTV番組で、光化学スモッグが取り上げられていました。

中国大陸の方から、押し寄せる黄砂と光化学スモッグが原因で、今、花粉症のような症状の方が増えている「のではないか?」、と言うのです。

私は、ここ数日、喉の痛み、時々の空咳、微熱、そして、突然の鼻水に、体調をこわしています。

寝込むほどでは、ありません。しかし、スキッとしません。急に咳いてきて、鼻水が「タラタラ」です。

地球規模の横断的な、防ぎようのない、人類にとって「新たな脅威」が、ジワジワと侵攻しているのではないかと、ボオォッとした頭で、考え込んでしまいます。
鳴門の夕焼け。(夕陽)。20050508。 2007/05/10
山に沈む、素晴らしい夕陽でした。

鳴門市からの「夕陽」は、山に沈む夕陽、海に沈む夕陽、二通りの「光景」が、眺められます。

海に沈む夕陽を眺められる「スポット」は、限られています。
また、季節によっては、沈む「西のポイント」が違ってきますから、山も、海も、四季を通じて、それぞれの「景色」が味わえます。

【鳴門の夕陽、八十八の絶妙のスポット】を探してみませんか?