「議会」の存在意義。20091117。 2009/11/17
議会(国会、地方議会)は、なぜ、存在するのでしょうか。
何を目的にして、どのようなことをする組織なのでしょうか。

すべての答は、憲法、国会法、地方自治法など、関係する「法律」に記載されています。
国会議員の「議【員】活動」、地方議員の「議【会】活動」について、事細かく定められています。

議員は、選挙で選ばれますから、「選挙用」の「活動」としては、議会の中で活動するよりも、地域(自分の選挙地盤、自宅の周辺)の中で目立った動きをする方が、得策となる場合が多いのです。
「あの議員は、地元の要望に対応しない」となると、「次の選挙は、危ないなぁ」となるのです。

それが、平時ならともかく、議員が逮捕されるという異常事態になると、有権者の評価が、一変するのです。
「あの議員は、地元や知り合いへの利益誘導ばかりしていて、まともな議会活動をしてこなかったのではないか」「もし、そんな議員なら、歳費(給料)の無駄だ」「もっと議員の数を減らせ」、となるのです。

まともに、「議会」の存在目的・意義を検討すれば、日常から議員に対して「どぶ板を直せ」「外灯をつけろ」、この程度の【ことだけ】を要望して、議員を「使う」ことは、まことに「もったいないこと」です。
そして、それらの要望に、的確に対応【するだけ】で議会活動をしていると思い込んでいる議員がいるとしたならば、それを「地元の代表」だの「よく働く議員」だのと評価するのは、極言ですが「愚の骨頂」なのであります。

何と言っても、議員は、「議会の中で働いて、ナンボ」であります。予算審議、決算審議を徹底的に行って「当たり前」なのです。
直接的に、有権者に見えないからといって、それらの審議を軽視して、地元の要望活動を最優先、または、それのみ、というのは、本筋ではありません。

古いことわざにあります。
「結局は、我々は、我々の程度に応じた政治しかできない議員を選ぶ」

そのようにならないためにも、有権者が変われば、議員も変わり(正常、当たり前の活動をすることになり)、議員が変われば、税金の使い道も変わるのです。

前回、市議会議員が公職選挙法違反で逮捕されたという「ピンチ、難局、異常事態」を、私たちはここで一気に覚醒して、市民主権の議会(当たり前の姿)へと変貌させましょう。
鳴門市議会「活性化」案、提出。そのB。20091117。 2009/11/17
鳴門市議会活性化推進への提言 その2 として、平成17(2005)年10月20日に、次のような「提言」を議会に提出しました。

 ◎議会活動において。

2−1 議会活動をより一層「充実」させる。
 1.財政運営に沿った行政施策の提案
 2.要望型から提案型への移行
 3.条例制定権や修正動議を活用した審議の充実
2−2 議員「全員」で構成する委員会の設置。
 1.予算審査特別委員会
 2.決算(一般・企業)審査特別委員会
2−3 地域自治振興会の活発な活動に鑑み、地元要望などに「議員の口利き」を廃止することを議会において決議する。
 1.各種団体との関係(役員就任など)の自粛
 2.地域要望型の議会活動の自粛
2−4 常任委員会審議の過程で「参考人」招致を重要視し、「参考人」に「費用弁償」をおこなう。
2−5 議長の「交際費」を常時、公開する。
2−6 議員の「政務調査費」を常時、公開する。

 ◎議会から「発信」すること。「〜するよう、理事者に提言」。

2−7 予算書の「説明」欄を充実する。説明補助資料を提示する。
2−8 外部監査制度を導入する。
2−9 一般競争入札の導入を推進する。
2−10 電子入札制度を導入する。
2−11 公社、第三セクターの徹底した情報公開を推進させる。
2−12 医療、介護、年金制度を重視した地方行政の広域的な取り組みの推進。
2−13 市長の「交際費」「市外への公務出張費」を常時、公開する。
鳴門市議会「活性化」案、提出。そのA。20091117。 2009/11/17
第二弾の活性化(案)の「主旨」は、「市議会とは、何か?」「市議会議員とは、何か?」です。

@鳴門市では、平成6年に組織化した「地域自治振興会」の活動が、本調子になってきたのだから、地域と行政との「連携」(地域の要望活動、陳情行動など)は、自治振興会に任せて、議員は「本来の職責」を果たすようにしよう。

A本会議においても、委員会審議においても、「なぁなぁ」で済ませることなく、徹底した議会活動を行なうようにしよう。

これだけのことでありますが、これがなかなか出来なかったのであります。
                  以 上
鳴門市議会「活性化」案。20091117。 2009/11/17
前回の「解散・選挙」の直前、平成17(2005)年9月29日に、鳴門市議会「活性化」案、第一弾として「議会運営委員会」において、次のような項目を提案しました。


1、議員定数について。
(1)議員定数を、削減する。

2、本会議について。
(1)会派代表・個人質問の「質問時間」について、検討する。
(2)会派の構成人数に応じた代表質問の「回数」を、検討する。

3、常任委員会について。
(1)予算審議の伴う1定と3定には、常任委員会へ市長が、出席する。
(2)委員会審査時に、テレビ中継して、役所内に、放映する。
(3)他市からの「行政視察」には、該当する委員会の正・副委員長が主に、対応する。
(4)常任委員会の視察報告を、直近の本会議の冒頭で、行う。
(5)閉会中の委員会「調査」、「審査」の充実を、図る。
(6)委員会審議の議事録を、配布する。

4、議会運営委員会について。
(1)先進他市への視察を、取り入れる。

5、その他。
(1)上記の2、3、4の事項について、議会活性化検討委員会を設置する。
(2)三位一体の改革、地方分権の方向の中で、県内の他市議会との「情報交換・連携」を、行う。
(3)IT化を、進める。
                 以 上

また、(第二弾は、次回の「議会運営委員会」に提案することで調整しています)
「選挙」と「解散」について。その@。20091117。 2009/11/17
これから、市議会議員の「選挙」と、市議会の「解散」について、何回かのシリーズで、私の考え方を申し上げます。

根拠となる法律は、主に、「憲法」、「地方自治法」、「公職選挙法」です。
このような機会ですから、以前に読んでいる方も、もう一度読み返して見てはいかかでしょうか。

まず、冒頭に書いています【議員】の「選挙」、【議会】の「解散」、この2点に、大切な論点があります。

議員でもって構成される議会、そこには、「選挙」と「解散」が、『厳しく存在』しているからこそ、議会は「崇高な場であり、厳粛な場であり」、議員は「クリーンハンド(きれいな手)」をしていなければならない、のであります。

議会は、「民主主義」の象徴として、最高の場でなくてはならないし、その構成員たる議員は、高潔にして、滅私奉公の精神の塊(かたまり)でなければならない、といつも肝に銘じています。
三津良裕後援会事務所 開き。20091115。 2009/11/15
本日、後援会事務所を、自宅から、ご近所のマンションの1階のテナントに、移動して、開きました。

大勢の方のご参加のもと、多くのお祝いのメッセージをいただきました。

11月29日(日)の告示に向けて、この事務所に多くの方々がご参集いただき、活発な後援会活動が推進できますように、がんばってまいります。

よろしくお願い申し上げます。
悲願・核廃絶。20091025。 2009/10/25
以前の日誌から。

【【【 64年前の今日、8月6日・午前8時15分、広島に原子爆弾が投下されました。

戦争を早期に終わらせるためだった、とアメリカは言っていますが、当時の日本に、戦争を長期化させて、起死回生を図れる戦力が残っていたでしょうか。
続いて、長崎には8月9日、原子爆弾が投下されました。戦意を喪失させて、早々に降伏させるためだった、と言っています。
いまだに、原爆症が残っていて、その救済策は「後手・後手」です。

ベトナム戦争で、ジャングルのゲリラ戦に疲労したアメリカ軍は、ジャングルを除去しようとして、空中から「枯葉剤」を散布しました。
大きく報道されませんが、その後遺症が残っています。

今日の「原爆の日」の平和記念式典で、広島市の秋葉忠利市長は、

  「核兵器は廃絶されることにだけ、意味がある」

と述べました。 】】】

先日、国連総会の第一委員会(軍縮・安全保障)で、アメリカが、

「2012年までに、アメリカの核兵器保有量を2001年と比較して、半減させる」

と表明しました。

以前まで、核兵器廃絶に反対してきたアメリカの、画期的な、方向転換です。

当然のこと、当たり前のこと、でありながら、いまだに、国連で、良識あるとされる各国の代表者が、この程度のことを、話し合っているという事実は、万物の霊長である人類が、他の生物より、いかに『愚かな』存在であるのか、を証明しています。

地球上に存在する全生物の中で、『自らが攻撃されないように』との目的で、『自らも破壊してしまう』ような『モノ』を、大量に作り出している生物が、人類の他に、存在するでしょうか。

核兵器が、この地球上から、ゼロになる日は、いつなのでしょう。
秋祭り。20091018。 2009/10/19
今年もまた、近所の氏神さんの秋祭りは、大勢の人で、賑わいました。

昭和39年9月、第二室戸台風の豪雨と高潮で、多くの家々が床上浸水となり、当時の『お祭り用具(だんじり、屋台など)』も、水害(塩害)に遇いました。
その後、修理・修復も進まず、この頃から、地域の秋祭りの様子が、すっかりと変わってしまいました。

その地域の神社の祭りの日には、その地域の子どもたちは、学校は『昼から、お休み』でした。
地域の四つの神社は、それぞれに、お祭りの日が違っていましたので、十月の一ヶ月間は、運動会の練習日とともに、それぞれの祭りの日を、全員が、楽しみにしていました。

昼から、お祭りに帰る同級生に、「後で、お祭りに行くけんなぁ」と云いつつ、その後の授業など、上の空でありました。

十月は、学校の授業は「ほとんど、無し」でした。

神社の境内は、いろんな出店も出て、大勢の子どもたちで賑わいました。

神輿と、大勢の担ぎ手が担ぐ屋台が、町内を練り歩き、また、他町の屋台が乗り込んできては、『屋台同士のぶつかり喧嘩』がありました。

今は、行政が音頭をとって、地域の連携だの、コミュニティーの育成だのと政策にしていますが、当時の頃までは、学校の運動会や、地域の伝統行事でもって、十分に、事(ご近所の付き合いなど)は、足りていました。

秋になると、その頃の様子が、ありありと浮かんできます。

当時の、町の『息づかい』が聞こえてきます。

そんな町内の復活を目指してきました。

平成3年の秋祭りの日に、古い子どもの『屋台』が一台、急ごしらえのたこ焼き、金魚すくい、ヨーヨー、綿菓子、くじ引きなどの『出店』からのスタートでした。
今では、大勢の人々で、賑わう祭りとなりました。

もっと、もっとです。
秋深し。20091017。 2009/10/19
あれだけ続いていた残暑も、ここ数日は、朝夕、めっきりと冷たくなってきています。

秋は、実り、収穫です。

柿も、春から夏へと成長が続き、今、美しい色に染まって、成熟を告げています。

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺
        正岡子規 
徳島県と、鳴門市の現実。20091015。 2009/10/15
ここ数年、徳島県の中の、地方自治体で、財政状況が一番厳しいのは『徳島県』である、言われて来ていました。

事実、先日の平成21年9月29日、徳島県は、地方公共団体財政健全化法に基づき、2008年度決算の財政4指標を公表しましたが、その指標の中で、『実質公債費比率(自治体の財政規模に対する借金返済の割合)』が、基準を超してしまい、総務省の許可が必要となる『起債許可団体』となりました。

この団体となったので、総務省に『公債費負担適正化計画』を提出しなければなりません。

また、この比率が『25%以上』になると、『早期健全化団体』と呼ばれるようになり、単独事業の起債発行に制限を受けます。

ここ数年、全国の、どの地方自治体も、『夕張市ショック(赤字債権団体)』から受けた教訓を掲げて、財政の健全化に努めていますが、徳島県の『対策』は、よく見えてきませんでした。

主に職員の『給与カット』だけで、抜本的な事業の見直しなどの、行政・財政改革を行っているとの様子が伝わってきませんでした。

我が鳴門市では、いろいろな計画を立てて、実行してきましたが、実際的な主な効果としては、定年前の職員の早期退職による『人件費の削減』だけに留まってしまった感があります。

市バスの一部民間委託化、指定管理者制の導入などで、ある程度の効果は出ていますが、『競艇モーターボート事業』の累積赤字、『公共下水道事業』の負担など、抜本的な対策が必要な事業が、数多く有ります。

財政健全化の『ヤマ場』は、ここ数年です。
「秋祭り」に、地域の現状を見る。20091013。 2009/10/13
今年も、氏神様の「秋祭り(秋例大祭)」があります。

私の所の氏神様は「市杵島姫神社(いちきしまひめ・神社)」と云われています。

最近に立てた境内の石碑あるように、この神社は、何かその意味があって、何かその目的があって、建立されたのでしょうが、今となっては、なかなかその意義が伝わらなくなってきています。

そして、秋のお祭りでも、年々に人手が少なくなってきています。
高齢者の世帯が増えて、祭りの「お役」にも、人手が足りなくなってきています。

御神輿さんの町内巡行がなくなった神社もあります。

年に何回か、地域のお祭りや、地域の小学校の行事などで、地域の『親睦』を図っていたのが、人が減り、行事が簡素化する中で、益々、地域の中が、『疎遠』になってきています。

少子高齢化への対策こそ、今、一番の緊急問題です。
四国八十八箇所・お遍路。祭りの屋台の前でポーズ。20091006。 2009/10/06
岡崎の屋台の前で、ポーズを取りました。

今、四国巡礼八十八ヶ寺を『世界遺産』にしようとする動きがあります。
若いとき(もう、四十年近く前)から、自動車では何回も巡礼しましたが、【徒歩】では、何ヶ寺だけしか済ませていませんので、先日(この八月)、通して『歩き遍路』しようとして、廻り始めました。

『世界遺産』への四国巡礼八十八ヶ寺、再発見の旅であります。

まずは、お遍路をしたい、との気持ちがあります。
その気持ちは体にも現れてきます。日程や服装・スタイルを決めます。
それで一番に、髪を短くしました。
何年か前に、ある国会議員さんが、剃髪して、お遍路しています、とのニュースが流れましたが、なるほど、と思いました。

真夏の太陽が容赦なく、ジリジリと照りつける中、歩きました。

無心になろうとしても、いろいろなこと(雑念というのでしょうか)が浮かんできました。

しかし、足の疲れ、体の疲れが出てくる頃には、ただただ『一休みだけ』しか思い浮かびませんでした。

ちょっと木陰で一休み。真夏の風、真夏の雲、真夏の山・田畑。

大きな自然と、一体となったような気分でした。

この風景を堪能するだけでも、世界遺産、人類への遺産としての価値がある、と感じたお遍路でした。

ちょっと伸び始めましたが、まだまだ、髪は短いままです。

顔は、その時の日焼けの、黒い顔のままです。

そして、気持ちは、ちょっとは穏やかになっているようです。
岡崎の秋祭り、屋台。20091004。 2009/10/05
今年も、岡崎の秋祭りでは、屋台が二台、町内を練り歩きました。

お隣の弁財天では、平成3年の秋祭りから『子どもの屋台』を復活して、出しました。

それを見て、岡崎でも、屋台を何とか復活したいとの思いが広がって、平成7年の夏に呼びかけて、準備会を発足して、平成8年の秋祭りから、このような屋台が、昔{昭和38年まで…}のように、町内を練り歩くようになりました。

ここ数年は、その復活の時に、小学生や中学生だった子どもたちが、担ぎ手として、参加してくれるようになりました。

町内を回ると、拍手とともに『懐かしい、すごい、いいなぁ』の声が掛かります。

もっと、もっと、賛同者、参加者を増やしながら、昔の『にぎわい』を取り戻したいと、思っています。
三世代ふれあいフェスティバル。20091003。 2009/10/05
第15回三世代ふれあいフェスティバルを開催しました。

鳴門市林崎小学校の講堂に、地域の高齢者や子どもたち、保護者など、約180名が集まり、昔遊びやゲームを通じて、交流・友好を重ね合いました。

木ごま回し、剣玉、ビーンボーリング、おはじき、お手玉など。

各コーナーを、老人会や地域の諸団体の方々が受け持ち、子どもたちとともに、挑戦していました。

子どもたちは、往年の「名人」に、『コツ』を教わり、昨年に出来なかった『技』を習得するなど、楽しい『ふれあい』を共有しました。

地域の方々が、お互いを知り合うことで、防犯にも役立ちます。

年末には、クリスマス会、チャレンジ大会も予定しています。
定例会・質問項目。平成18年から平成21年まで。20090923。 2009/09/23
●平成18年 定例議会
◎第一回定例会(平成18年3月)、「議会運営委員会委員長」に就任中のため、慣例により、質問を控える。
◎第二回定例会(平成18年6月)、「議会運営委員会委員長」に就任中のため、慣例により、質問を控える。
◎第三回定例会(平成18年9月21日)、「議会運営委員会委員長」に就任中のため、今までの慣例により質問を控えていたが、「議会改革」の一環として、質問する。
   一、商工行政について
       ・企業誘致について
   二、鳴門市出資法人について
       ・第三セクターの決算報告について
   三、文化行政について
       ・文化活動について(鳥居記念博物館について)
◎第四回定例会(平成18年12月8日)、「議会運営委員会委員長」に就任中のため、今までの慣例では質問を控えていたが、「議会改革」の一環として、質問する。
   一、商工行政について
       ・鳴門複合産業団地の寄付行為について
   二、運輸行政について
       ・市バスの現況と今後の事業展開について
   三、新ごみ処理施設建設事業について
       ・現存する諸課題(境界線、搬入路、特別土地保有税)について


●平成19年 定例議会
◎第一回定例会(平成19年2月28日)
   一、運輸事業について
       ・運輸事業の会計について
       ・運輸事業の方向性について
   二、建設行政について
       ・公共下水道事業について
       ・入札制度について
       ・街路樹について
   三、福祉行政について
       ・在宅老人介護について
◎第二回定例会(平成19年6月11日)・会派代表質問
   一、鳴門市長選挙について
       ・マニフェスト(選挙公約)について
       ・選挙と得票率について
   二、市長の政治姿勢について
       ・広域行政について
       ・情報公開について
       ・行政責任について
◎第三回定例会(平成19年9月12日)
   一、市長の公務員倫理について
       ・市長の債務保証について
   二、法人の経営状況報告について
       ・鳴門市出資法人の経営状況報告について
   三、教育行政について
       ・幼稚園、小学校、中学校の課題について
◎第四回定例会(平成19年12月11日)
   一、情報公開について
       ・入札制度について
   二、福祉行政について
       ・独居老人への対応について


●平成20年 定例議会
◎第一回定例会(平成20年2月27日)
   一、入札制度について
      ・入札結果の情報公開のあり方について
      ・入札情報(入札結果を含む)の一元的公開を定める条例制定について
   二、長期継続契約と財源措置について
      ・長期継続契約の問題点について
      ・契約と財源確保の法的関係について
   三、CIO補佐について
      ・ソフトウェアの長期継続契約について
      ・CIO補佐業務の成果について
◎第二回定例会(平成20年6月13日)
   一、鳴門市の財政状況について
      ・歳入と歳出について
   二、運輸事業について
      ・民間委託について
   三、競艇事業について
      ・経営内容、決算の見込みについて
◎第三回定例会(平成20年9月)・質問休み
◎第四回定例会(平成20年12月10日)・会派代表質問
   一、鳴門市の財政・業務状況について
      ・上半期の財政状況の問題点について
      ・下半期への課題について
   二、鳴門市の行政組織体制について
      ・組織・機構の見直しの目的と基本的な考え方について
   三、第5次鳴門市総合計画後期基本計画について
      ・地方分権について
      ・5つの重点施策について


●平成21年 定例議会
◎第一回定例会(平成21年2月23日)
   一、運輸事業について
      ・予定損益計算書について
◎第二回定例会(平成21年6月)・質問休み
◎第三回定例会(平成21年9月11日)
   一、環境行政について
      ・新ごみ焼却場について(境界線、進入路について)
      ・訴訟上の和解について(産業廃棄物の撤去費用について)
   二、土木行政について
      ・市道の整備について(明神・日出線について)
定例会・質問項目。平成15年から平成17年まで。20090923。 2009/09/23
 平成7年4月の統一地方選挙において、鳴門市議会議員に初当選。
 当選後、最初の平成7年 第2回定例議会から平成11年 第1回定例議会までの四年間は、本会議においては、毎回、連続して質問(会派代表質問、個人質問)をして、私の政治姿勢を示しきました。
 再選された平成15年 第2回定例議会から、平成21年 第3回定例議会までの本会議においては、副議長の役職の時は質問を控えましたが、議会運営委員会委員長の役職に就いた時は従来の慣習を打破して質問(個人質問)したり、その後も、重要な行政課題について質問(会派代表質問、個人質問)したりして、理事者の見解を問うてきました。

●平成15年 定例議会
◎第二回定例会(平成15年6月6日)・会派代表質問
  ・市長の政治姿勢について
   一、行政財政改革について
      ・歳入の減少について
      ・競艇新生プランについて
   二、新ごみ焼却施設について
      ・地元住民への対応の経過について
      ・住民説明への対応について
   三、子供の安全対策について
      ・市内の学校の耐震診断と耐震対策について
      ・子供への犯罪に対する対策について
◎第三回定例会(平成15年9月19日)
   一、衛生行政について
      ・鳴門市のごみ処理基本計画について
      ・メーカー選定審査会について
      ・新ごみ処理施設への進入路・搬入路について
   二、観光行政について
      ・商工観光課の設置の目的について
      ・観光コンベンションの考え方について
   三、教育について
      ・小規模な小学校・中学校の将来構想について
      ・学校施設の充実について
      ・完全学校週五日制の問題点と課題について
◎第四回定例会(平成15年12月3日)
   一、衛生行政について
      ・焼却炉の機種の選定について
      ・可燃ごみ対策について
      ・新ごみ処理施設への進入路・搬入路について
   二、観光行政について
      ・鳴門市のコンベンション事業の効果について
      ・今後のコンベンション活動の展開について
   三、教育行政について
      ・小学校、中学校の図書館について
      ・子供たちの読書傾向について


●平成16年 定例議会
◎第一回定例会(平成16年3月4日)
   一、教育行政について
      ・学校給食センター化事業について
      ・幼稚園、小学校、中学校の2学期制への移行について
      ・小学校、中学校の通学区の弾力化について
   二、健康対策ついて
      ・鳴門市民の心と体の健康管理について
   三、安全対策について
      ・地域や家庭での子供たちへの安全対策について
      ・鳴門市の水道水の状況について
◎第二回定例会(平成16年6月)・副議長に就任につき、質問休み
◎第三回定例会(平成16年9月)・副議長に就任につき、質問休み
◎第四回定例会(平成16年12月)・副議長に就任につき、質問休み


●平成17年 定例議会
◎第一回定例会(平成17年3月)・副議長に就任につき、質問休み
◎第二回定例会(平成17年6月15日)・会派代表質問
   一、特別土地保有税問題について
      ・徳島地方裁判所の判決について
      ・延滞した税金への督促業務について
   二、企業局について
      ・企業局の現状と今後の方向について
   三、教育行政について
      ・教育振興計画について
      ・学校内での安全対策について
◎第三回定例会(平成17年9月15日)
   一、新ごみ処理施設の「用地」に係る問題について
      ・特別土地保有税について
      ・境界線について
      ・進入路、搬入路について
   二、行政財政改革ついて
      ・2007年(平成19年度)の大量退職の問題について
      ・集中改革プランについて


   平成17年11月8日・自主解散 (定数削減 26名から22名に、4名減数)。
   平成17年12月11日・鳴門市議会議員選挙・告示。
   平成17年12月18日・投票日。


◎第四回定例会(平成17年12月)、「議会運営委員会委員長」に就任のため、慣例により、質問を控える。
平成21年度第三回定例会、質問項目。20090912。 2009/09/12
昨日、9月11日、一般質問しました。その「項目」です。

@環境行政について、
 ・新ごみ焼却施設について
   境界線について
   進入路(搬入路)について
   旧ごみ焼却施設の今後の計画について
 ・訴訟上の和解について
   和解後の、損害賠償金の賠償責任について
 
A土木行政について、市道の整備について
   明神・日出線の残り区間の整備について

★質問の趣旨は、「行政事業の【責任】」について、であり、具体的な事業を例に挙げて、質問しました。

新ごみ焼却施設・クリーンセンターの「敷地」は、市有地ですが、私有の隣接地との境界線が「約50%」、まだ確定していません。
鳴門市が、鳴門市土地開発公社から購入する際に、その手続きを完成させないで、購入しています。●いつ、確定するのか、質問しました。

新ごみ焼却施設・クリーンセンターへの、ごみ収集車の搬入路は、当時、国道11号線からの櫛木ルートに決定して、施設の工事に入りましたが、「当分の間」は、明神・日出線の市道からの「工事用進入路」を「搬入路」として使用する、とのことでした。しかし、新ごみ焼却施設・クリーンセンターが完成・稼動した今でも「当分の間」が続いています。●いつ、櫛木ルートができるのか、質問しました。

●旧ごみ焼却施設の今後の計画(取り壊し、跡地利用)につい、質問しました。

新ごみ焼却施設・クリーンセンターの敷地から、産業廃棄物が出てきて、鳴門市が拠出した、撤去費用の「約一億円」を、元の所有者(購入先)である三井住友建設に対して、損害賠償の訴訟をしていましたが、この度「150万円」の支払いで済ます、との「裁判所からの和解」が出てきて、鳴門市はそれを受け入れましたが、それでは、和解後の「差額」の損害賠償金の賠償責任について、●誰が、どのように、取るのか、質問しました。
 
市道の明神・日出線の整備(拡幅工事)については、新ごみ焼却施設・クリーンセンターの「現在の【当分の間の仮の】搬入路」までは、早々に出来上がったのですが、その後、日出までの残り区間の整備に向けて、何の予兆もありません。●いつ、残りの区間を整備するのか、質問しました。

★答弁は、【すべて、未確定のまま】でありました。行政事業には、「コスト意識」「スピード」「効果の評価」、そして「責任の所在」が欠落していると、言わざるを得ません。

また、市議会の存在意義・価値も、今、問われています。

行政・理事者の「予算編成」「事業の執行」「管理・監督」「決算報告」、そして市議会の「予算審議」「決算審議」「監査・監督」が、今以上に徹底的に機能して、更に充実していかないと、もう目の前に、第二の「夕張市」が迫っています。

10月の「平成20年度の決算委員会」で、その「姿」を浮き彫りにして、本腰の入った「行政・財政改革」を進めてまいります。
もう、待ったなし、です。
広島 原爆投下の日。20090806。 2009/08/06
★ちょうど一年前の、平成20(2008)年8月6日の「活動日誌」です。

 再度、掲載させていただきます。


【【【

 63年前の今日、8月6日・午前8時15分、広島に原子爆弾が投下されました。

戦争を早期に終わらせるためだった、とアメリカは言っていますが、当時の日本に、戦争を長期化させて、起死回生を図れる戦力が残っていたでしょうか。
続いて、長崎には8月9日、原子爆弾が投下されました。戦意を喪失させて、早々に降伏させるためだった、と言っています。
いまだに、原爆症が残っていて、その救済策は「後手・後手」です。

ベトナム戦争で、ジャングルのゲリラ戦に疲労したアメリカ軍は、ジャングルを除去しようとして、空中から「枯葉剤」を散布しました。
大きく報道されませんが、その後遺症が残っています。

今日の「原爆の日」の平和記念式典で、広島市の秋葉忠利市長は、

  「核兵器は廃絶されることにだけ、意味がある」

と述べました。

広島の原爆記念館で、被爆した方々の写真を見れば、人間ならば、国籍を問わず、「何と…、むごい」と、絶句するはずです。

いまだに、核兵器を改良しつつ、生産している国があるならば、その国自体、『地球上に存在する理由と目的はありません』。
これは、人間ならば、誰が考えても、誰に聞いても、共通の意見でしょう。

しかるに、なぜ…、いまだに…、核兵器が存在するのでしょう?!

   愚かなり、貨幣経済大国・軍事大国の指導者達よ。

 】】】


●今年で『64年目』、ただ空しく、ただ悲しく、ただただ、この「年数」だけを入れ替えて、済ませていく、「原爆の日」なのでしょうか。

今年(2009年)就任したアメリカのオバマ大統領が、4月のプラハ演説で、『核なき世界』を提唱しました。

しかし、5月には、北朝鮮が地下核実験を強行しました。

そして、今年も、式典には、「米国」は、【欠席】です。

被爆者は、今も、後遺症に苦しんでいます。
式典で、子供の代表が訴えました。

「たった一つの大切な命、受け継いでいく、その命を、絶たれた人たちがいました」

「今も、戦争は続いています」


   愚か極まりたり、貨幣経済大国・軍事大国の指導者達よ。
2009年の『現実』と【現状】。20090802。 2009/08/02
@不況の波に直撃されている「パート」「派遣社員」、そして母子家庭、独居老人家庭など、低所得者の【不安定な日々の生活】
 ●就労・所得対策、生活支援策

A家庭の中の、特に介護が必要な高齢者に対する、身近な家族からの【虐待】
 ●介護の必要な方、全員の介護施設への入所、在宅支援ヘルパーの充実

B高齢化による、老人家庭の【増加】、老老介護の【増加】、それに伴う防犯・防災の【低下】
 ●多子化対策。地域のコミュニケーション策。

国の衆議院選挙が始まろうとしていますが、地方自治・地方分権・地方主体を確立していかねば、以上の@ABは、解決されません。

国の「総論」的な予算付けで解決できるものでありません。

地域の現場の『現実』と【現状】なのです。

地方・地域などと言葉では表現しますが、地方・地域の集合体が「国」という《概念》です。

もっともっと、現場に即した政策が実行できる地方自治体制に。
2009年の『現実』。20090802。 2009/08/02
先日、衆議院が解散して、次の選挙が始まろうとしています。

『事前』運動が活発です。
街頭宣伝車やポスター、また、候補予定者本人が交差点で立って、手を振ったり、多数の人の集会を開催したり、など『選挙日程』など、有名無実化している様子です。

あれほど、与党は、経済対策が先だ、いや政策議論が必要だとか言いつつ、野党からは、解散の『時期』が「どうの、こうの」と、責任論的に言われつつも、解散したら、祭りの後の静けさ(日本人の忘れ早さ・速さ)のようです。

次の目の前にある『現実』(選挙という現実)だけを見詰め、解散する・しないの【ドタバタ】の責任など、まるで何百年もの昔のことのように、すっ飛んでしまっています。

古来、政治も政治家も、その時の民意の「現れ」と言われていますが、今の政治、政治家は、幼稚園の砂場遊び(ごっこ遊び)の域を超えているのか、いないのか、どうでしょうか。

暑い、熱い、選挙の夏が続きます。
私の『座右の銘』。その@。20090728  2009/07/28
 冷に耐え 苦に耐え
   煩に耐え 閑に耐え
 激せず 騒がず
   競わず 随わず
  以って大事をなすべし
                     (王 陽明)

どこで知ったのか、読んだのか、それが何時だったのか、はっきりと覚えていません。

しかし、この言葉に出会った時、私の琴線に触れました。
人としての生き様を示してくれたように感じました。

その後、俳優の高倉健さんが俳優の渡哲也さんに送ったペンダントの裏に、この詩が彫られていたという話を知って、健さんの意気に感じ入りました。

男同士が、その共感した生き様を共有する言葉として、大事に使ったのだと思います。
徳島新聞の「読者の手紙」から。20090719。 2009/07/19
2009(平成21年)7月18日(土)の徳島新聞。
読者の手紙から ●(原文のまま)●

●「捨てる」知り、真実が見える
 (藍住町、匿名希望・38歳・会社員)
 精神的につらくなり、10ヵ月間ほとんどソファに座って過ごした。何を考えるでもなく。たくさんの人の支えがあり、自分を取り戻した矢先、身体症状が現れた。思うように動くことができず、いやというほど耳にした「健康が一番」という言葉を生れて初めて重くかみしめた。
 寝たきりの状態の数ヵ月。今までの自分がしがみついてきたものが、本当に全部必要だったのかと自問した。
 何を焦っているのだろう。誰が必要で、私にとって、何が大切なのか。必要と思っていたものは、見えない価値観からいつの間にか出来上がっていたもの。本当に必要なものは少しのものだと分かり、「捨てる」ことを心がけている。
 幸せは人が決めるのではなく、自分で感じるものだという当たり前のことが分かるのに、今までかかってしまった。幸い、動くことができるようになり、今は、自分の身体と心の健康に真剣に向き合えている。この時間が私には必要だったと心から思う。
 名言も自分が感じなくては、ただの名言だと実感した。同じように苦しんでいる人もたくさんいると聞く。ぼちぼちいきましょう。●


今、部屋全体を、しみじみと見回すと、「雑多なもの」が溢れています。
鉛筆やボールペンは、使い切れないほどあるし、書棚に並ぶ本は、読みきっていなくて、これからも読みきれないほどあるし、また、その他に『ここ数ヵ月、ここ一年間』で、一回くらいは使う『かも、かも』知れない品々が、あちこちに並んでいます。

どれをとっても、一つ一つ、『買って』、『持って帰ってきて』、『そこに置いた』、『モノ』ばかりです。

それらはすべて、私の『現金と、時間と、労力』の変化した『モノ』です。

これらが、現時点での、私の、今までの人生の『結果』だと思いつつ、ゾォっとしていました。

読者の手紙の記事を読み、感銘を受けました。そして、今、思っています……、考えています……。

その時の、その場所で、確かに必要だった『モノ』かもしれないけれど、『真に』必要だったのかどうか……、と。

そして、これからの人生にとって、何が必要で、何をすへきなのか、貴重な時間を、どのように使っていくのか……、と。

藍住町の匿名希望さん、すばらしい感想、ありがとうございました。
自分を見直すきっかけを作っていただき、感謝します。
これから、ぼちぼち、ですね。
徳島の『美味しい水』。20090711。 2009/07/11
徳島には、美味しい水が出ている所が、沢山あります。

ほんの少し前(戦前)まで、ここ徳島の眉山の麓に湧き出る「名水」を、徳島市内に売り歩く商売がありました。

日本三大『瑞厳寺(ずいがんじ)』の一つと言われている、徳島の瑞厳寺には、山門をくぐり、本堂に向かって参道を上がって行くと、『鳳翔水』の名前の、名水があります。

先日、大きなペットボトルに何本か、いただいてきました。
私がいただいている時でも、ご近所の方でしょうか、何人かが自転車でやってきて、何本かの専用のボトルに入れていました。

この御水で、コーヒー、お茶、炊飯が、格別に美味しくなります。

一方、鳴門市の水道水が、ここ何年か、一気に「マズク」なりました。
朝起きて、水をコップで2、3杯飲むことを、中学校の頃からの習慣にしていますが、どうも、口の中に「ザラザラ」した感触が残り、味も、いわゆる無味無臭ではなくて、泥臭い感じがします。
衛生基準は、当然にクリアーしているのでしょうが、「そのままの状態」で一気にガブガブと飲めません。

コンビニやスーパーでは、天然水とか源流水と銘打ったペットボトルが、よく売れています。
戦前のように、またまた美味しい水が、売れ筋の商品になりました。

知り合い方に聞いてみますと、水道の蛇口からの「水」を飲む方が少なくなり、簡易な「浄水器」を通して飲んでいる、ペットボトルの「水」を飲んでいる、とのことで、水道水の「マズサ」を訴える方が、少なくなっています。
そのままの水道の水に、美味しさを求める方が、少なくなってきています。
水道水は、そのままでは、「マズク」て当然、と諦めている方が多くなっています。

このままでは、いけません。

最近、全国的に、美味しい水道水を復活させている市町村が増えています。
その中で、自然環境に恵まれた鳴門市の水道水が、このまま「マズク」なっていくのは、ちょっと異常事態です。

美味しい水道水の復活を、願っています。

これから、どこの市町村でも、美味しい「水」の復活活動が始まるでしょう。
社会の実情。20090707。 2009/07/08
●オバマ米大統領が就任後初めてロシアを訪問。モスクワで、メドベージェフ大統領と会談。
 第1次戦略兵器削減条約(START1)の後継条約について、共同文書に署名。
 両国の戦略核弾頭の上限をそれぞれ1675個〜1500個に抑えることに合意。
 
●徳島県内の大型小売店の販売状況は、買い控え傾向が依然として強く、14ヵ月連続して前年を下回った。

●中国西部のウイグル自治区の区都のウルムチで暴動、死者が140人に上がり、826人が負傷。

●大阪市此花区のパチンコ店で放火事件。4人が死亡、19人が重軽傷。
 容疑者は「仕事もお金もなく、人生に嫌気が差し、誰でもいいから人を殺したいと思い、火を付けた」

●岐阜県の長良川で、外来魚が増えて、鮎や鯉などの川魚が減り、川魚を食べる食文化にも、変化が出てきた。
 外来魚の駆除対策を考えている。

●イタリアサミット開催。世界的な経済危機、核軍縮・核不拡散、イランや北朝鮮情勢、地球温暖化対策なとを、討議。

●チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世、チベット亡命政府のあるインド北部の寺院で、74歳の誕生日を迎えた。

●徳島県教育委員会で、職員のコンプライアンス(法令順守)意識の向上を図るため、教育長と中堅職員が、昼食時間に意見交換をするランチミーティングを行った。

●6月の国内新車販売台数で、ハイブリッド車や低価格の軽自動車や小型車が上位を占めた。

いろいろな国や小さな地域で、様々な「こと」が、動いています。
どこに居ても、それら「すべてのこと」は、結局は、人間の集団(国や県、町内会など)生活の中での「こと」です。

アメリカとロシアの核軍縮 ? ? ? ? ? どこの何者に対して核の武器が必要なのでしょうか。
「短刀」を持った右手を背中に隠しつつ、作り笑顔で、左手で握手をするかのごとく、いまだに「子どもの喧嘩」の様な戦争ごっこを続けています。
大の大人の、2人の「大統領」が、真剣そうに「核軍縮」を話し合っています。そして、それが、さも「世界平和」の象徴であるかのごとく、2人の「大統領」は、満足感を味わっているのでしょうか。
不思議な現象です。

人間が生きるには、これだけ幼稚で複雑な「事情」が、絡み合って、起こっているのです。
事件・事故から、経済から、食料から、核問題から、ありとあらゆる細々としたことが、作用し合って、人間社会が成り立っています。

実は、実に簡単な確信ですが、私たち人間の身の回りにおいて、毎日「安心・安全」であり続けることは『実に、難儀なことである』ということが、新聞やテレビから、ニュースとして、毎日毎日、流されています。

地球上の、どの人種の人も、どの国の人も、誰しもが、一日一日を、平穏無事に、家族や仲間と共に暮らしたい、と思っているのに、『実に、難儀なこと』が起こっています。

それでも…、なおかつ…、しかしながら…、と言いつつ、自分の小さな身近な周辺から、「安心・安全」を広げていくことが、国や地球全体の「安心・安全」につながっていきます。

近くの「小学校校区の内の、安心・安全」を重ね合わせていくことこそが、国や地球全体の「安心・安全」の確保になっていくのです。

毎朝、登校する子どもたちと、「おはようございます」。
この気持ちの広がりこそが、人間社会の「暗部の事情を粉砕」します。

人間の「いのち」の大切さを知る人間の数が増えてこそ、人間の「有意義な生きざま」が共有できる社会となります。

自分の親の「確実な老化の姿」を見続けている人こそ、「核軍縮」と「地域の防犯対策」を実践できる人であります。

吉田松陰、西郷隆盛、大久保利通、坂本竜馬など、偉人はすべて、大と小の大事さを知って、天下国家を見てきています。

次の国政選挙では、人間社会の何をどうするのか、地球規模と地方・地域規模での「人間の生き方」を示す指針が必要です。
美馬市の安楽寺。20090530。 2009/05/31
先日、徳島新聞に、龍谷大学教授・同学長の千葉乗隆(ちば じょうりゅう)氏の書斎を、実家の安楽寺の中に再現した、との記事を読み、興味深く、出かけました。

徳島県美馬市美馬町の浄土真宗本願寺派安楽寺のご住職であり、また大学の教授であった千葉氏の蔵書たるや、膨大な数でした。

対応していただいた方は、36歳のお孫さんでした。
千葉氏、安楽寺、浄土真宗、それぞれの「由来」を教えていただきました。
ご先祖は、元々、関東の武士であって、越後から関東に布教に回った親鸞さんと「接点」があったのではないか。
その後の代で、四国に来て、四国の中で最初の浄土真宗の寺となった、などなど。

こんな身近に、こんな立派なお寺があって、こんな立派な方がいたとは、感心しました。
今、徳島新聞で「親鸞」が連載されています。毎日、楽しみに読んでいますが、それで、この安楽寺に、懐かしい親近感を覚えました。

乗隆氏の本「念仏ひとつ 手ぶらで帰る」をいただき、「またおいでいただき、ゆっくりとご覧ください」
と、お見送りいただきました。

ありがとうございました。
地域の結びつき。20090528。 2009/05/28
昨夜、町内連合会の定期総会がありました。

町内会は、自主組織ですから、町内に居ても、町内会に「加入していない」方もいます。
加入・未加入は本人の意思ですから、なんら問題ではありません。

総会で、議事が済んで、その他の中で、「地域の防災について」のテーマで、鳴門市の担当者から、地震・津波対策についての説明がありました。

『事が起こった場合、まずは「自助」、自分で自分の身体を守ること、次には「共助」、隣三軒・両隣同士が、お互いを守り合うこと、そして、最後に「公助」、何時間か、何日か後に、救助隊が到着して、助けに入る。』

町内で、何が、大切なのでしょうか。

それは、日頃からの、
「結びつき・触れ合い・親しみ・顔見知り・声の掛け合い・挨拶」のできる関係である、ということです。

町内会の「連絡(回覧板)」や廃品回収などの「行事」は、いざ、というときのための「準備要素」であります。

地域の結びつきのために、神社氏子会、PTA、高齢者や女性の集い、子ども会などの団体があり、その活動があります。

その核は、やはり、町内会であります。

昨夜の町内会の皆さんのお顔を見て、町内の「心強さ」を確信しました。
ありがとうございます。
種田山頭火のうた。20090527。 2009/05/27
『いただいて 足りて 一人の 箸(はし)をおく』
 (徳島新聞 平成21年5月26日、「季のうた」より)

昭和3年1月には徳島で新年を迎えたり、昭和14年11月には、松山から高知、徳島から高松へ、霊場巡りの四国行乞の途中、徳島に寄ったりしています。

明治15(1882)年、山口県佐波郡生まれ。15歳で家督相続して、大地主に。
彼が、なぜ、このような旅から旅への生涯を送ったのか、なぜ、このような俳句をよんだのか、その心の真実とは?

そのほかに、多くの句があります。

『一握の米をいただいてまいにちの旅』

『ほろほろほろびゆくわたくしの秋』

『ことしもここにけふかぎりの米五升』

現在の私たちの心に、何か、ひびくものがあります。

 (写真は、正岡子規・夏目漱石の「陀羅尼庵」<松山>です)
壇の大クス 謎の衰弱。20090526。. 2009/05/26
『徳島県吉野川市鴨島町森藤にある徳島県指定の天然記念物、壇の大クスが、急激に衰弱し、大半の葉が枯れ落ちている。専門家の診断でも詳しい原因が不明。対策に苦慮している』

平成21年5月23日、地元の徳島新聞に大きく掲載されました。

県記念物の指定日は、昭和40年3月5日。

徳島県内では、屈指の巨木で、地上1mの樹周10.3m。樹高35m。樹冠東西25.8m。南北53m。

樹齢推定950年。

巨木に関心の深い私は、早速、現地に飛びました。

確かに、すごい木です。威厳があります。約一世紀近く、近隣の移り変わりを眺めてきた偉大な姿に、圧倒されます。
思わず、手を合わせたり、太い幹に耳を当てて、その生命の息吹を聞いてみたくなります。

病害虫の症状はないので、水不足による生理障害が一因であろう、との推測です。

回復を祈りつつ、見上げていました。

「これからも、力強く、世の移り変わりの万事を、良き方へ導きたまえ」
2009年の誕生日です。20090524。 2009/05/25
 (写真は、四国霊場の第5番・地蔵寺の大銀杏です)

今日の新聞の一面トップは
@「盧・前韓国大統領が自殺」、登山中に飛び降り自殺、不正資金供与疑惑事件、捜査中。

そして、続いて
A37歳無職男再逮捕、タクシー強盗殺人未遂の容疑で逮捕。

B大学教授刺殺事件、容疑者取調べ。

C床下に母娘? 3遺体 遺棄容疑で同居の男逮捕。

D新型インフルエンザ、国内の感染者は、7都道府県で、338人。

E国土交通省の出先機関が発注する公用車運転業務の入札で、談合。

F日本郵政グループの2社が、東京国税局の税務調査を受け、追徴課税される見通し。

など、「殺人」、「詐欺」などの「不正」や「病的な不安」のニュースばかりです。
これらの分野だから、ニュースになるのかもしれませんが、余りにも「ヒドイ(酷い)」事柄ばかりです。

私たちの、この社会全体が、「命」と「金」に関わるシステムで動いていますから、システムが正常に作動している時と、不都合になったり、異状になったりもする時もあるでしょうけれど、最近は異常です。
「いのち」に関する事件、特に「殺人」事件が多すぎます。

故事に曰く、上(支配者)がふしだらになると、下(庶民)は真似して、社会全体が不正・不浄・不安定になる、とあります。

テレビの番組は、年中「旅・食事・クイズ・お笑い」が流されていて、国会では大袈裟に「政策議案の攻防」と言いながら、途中の過程での「審議の議論」はありますが、各党の議員数が決まっていますから、議案の「賛否・成否」は当初から決まっていて、それを前提に、お約束事のような「不毛」な「議論」をしています。
これらを眺めていますと、気持ちの中に、虚無感が漂うようになります。

(平成4年のある新聞記事から)
『佐藤栄作や河野一郎にあって、平成の政治家に欠けているものは、国は滅び得るし、人は必ず死ぬ、という感覚である。国は繁栄の絶頂にあっても亡びることがあり、人は何時死ぬかもわからない。この自覚が人を畏(おそ)れさせ、非凡にする。その非凡さは、必ず顔にあらわれる。逆に言えば、この自覚を持たぬ政治家がいつの間にか「普通の顔」になっているのである』

最近の国会議員は、世の栄枯盛衰を忘れ、そしてまた、人間は必ず死ぬんだという事実を忘れている顔が多い、というんです。

人生の最終結果に、「豪華・貧弱」「上・下」「大・小」「多・少」など、実は、全く、ありません。
ですから、どうせ死ぬんだから面白おかしく、ではなくて、自分の天命、使命を知り、真っ当に、純粋に、自分の道を歩みなさい。

佐藤元首相は、心の中で、もっともっと深く厳しい、何かを言いたかったかも知れません。

明日死ぬかもしれない人生の中で、自分の使命を見失って、毎日を無駄(自我中心)に過ごしている国会議員が、何と、多いことか、と叱咤しているかもしれません。

社会の「風潮・雰囲気」が、穏やかになるのか、殺伐となるのか、そのような流れを、誰がどのように創り出し、導いていくのか、マスコミか、世の指導者・一流たる経営者か、はたまた大衆・庶民か。

年間の自殺者が3万人を超える、この世の中は、やはり正常ではありません。
なんとかせな、なりません。

これから、それを心して、生きたいと願っています。
総務委員会の視察。20090521〜0522。 2009/05/24
総務委員会で、二日間、視察してきました。

今回のテーマは、
@指定管理者制度導入施設の管理運営等に関する第三者評価の実施」について。
A「地域担当職員制度と地域づくり会議」について。

@最近、どの地方自治体も、指定管理者制度を導入しています。
鳴門市では、たとえば、鳴門市ドイツ館、地場産業センターなど。

市の職員を配置すれば『人件費が高い』ので、民間に、管理料を払って、運営委託して、『経営(運営)に民間の手法の導入による施設(存在、利用)の活性化』を図りたい、とのことであります。

課題点は、どのような方法で、委託業者を選定するか、であります。

鳴門市では、「公募」により、業者から「事業計画」「営業(収支)計画」などを提出してもらい、選定しています。

とは言え、たとえば、営業収支に関してですが、市の運営では、なぜ、業者の「民間手法」の収支内容と同様な運営(経営)ができないのでしょうか?
単に、公務員の「人件費の課題」だけでしょうか?

また、市役所は、税金を使って「公的な箱物(施設)」を造るだけ、運営は民間に、という形態でいいのでしょうか?

どの施設に指定管理者制度を導入するのか、また、どのような内容(事業計画や収支)にするのか、もっともっと専門的な立場の第三者の方々に検討してもらうべきである、との視点からの視察でありました。

大いに参考になりました。鳴門市の「甘さ」を、再認識しました。
この「甘さ」の点については、後日、委員会において、議論してまいりましょう。

A地域ごとに、担当の職員を置いて(地域に常駐ではなく)、地域住民の行政への「要望」「苦情」などを、この担当職員が聞いて、担当課の方へ「橋渡し」をしたり、地域の会合に参加して、地域の実態を把握したりする制度であります。

たとえば、市の広報誌については、市民から『何々について、情報不足だ、よく判らない』との意見や苦情に関しては、市側からの意見は『広報に掲載して、市民の皆様にお知らせしています』であります。
市の条例に関しても、『条例の文章は、専門用語が多くて、読みにくくて、理解しにくくて、市民になじみが薄い』、市側からすれば『形式に従っています』で済ませます。
市・行政は『市民サービスが一番だ』と言いつつも、その感覚には、市民と大きな「ズレ」があります。

このような実態は、どこの市町村の自治体でも、同じでありましょう。
要は、『目標は、営業の「黒字」収支第一』を必要としない行政では、独占的なサービスができますから、サービスの『出しっ放なし』が多く、受けての『不満足度』を意識しなくても、行政サービスを続けていくことができます。

公的とは、行政とは、税金とは何か、などなどが厳しく問い直されています。
企業は、製品が評判が悪いと、営業になりません。行政も、そのような時期に来ています。

行政サービス満足度の調査員・対応員、それが地域担当職員であります。
鳴門市でも、大いに制度化の充実を期待しています。